「自分の生活を取り戻したい」働き詰めだった日々から脱し、彼女の協力で人生の休暇時間を得ました/はたらく彼女と、つくるヒモ(1)
時間があるからこそできるお料理を。
日々忙しく働く彼女のため、おいしいごはんを作ろう!
勤めていた洋菓子店を退職し、同棲中の彼女・れなさんにしばらくの生活費を賄ってもらうことになった元パティシエのまいったねぇさん。早朝から深夜までの働き詰めで、太陽の光を浴びられないほどの激務だったという彼が仕事から解放され、持て余してしまうほどの自由時間ができたときに始めたのが「時間があるからこそできる」ごはん作りだったそうです。
「あり余る時間で手間暇かけてじっくりと」そして「時間がなくてもかんたんおいしい」とっておきいたわりレシピと2人のエピソードをお送りします。
※本記事はまいったねぇ企画・原案、野宮レナ著の書籍『はたらく彼女と、つくるヒモ』から一部抜粋・編集しました。
■朝からとろけるおいしさを
~ハムとチーズの焼きサンド~
「ヒモ生活」になってから朝食をとるようになったまいったねぇさんとれなさん。
時間はタイトになるものの、気分的にはゆとりができるから不思議。
朝食にもおやつにもぴったりななつかしいおばあちゃんの味、焼きサンドのレシピをご紹介します。
■ハムとチーズの焼きサンド
[所要時間15〜20分]
◆材料(2人分)
サンドイッチ用食パン…10枚
※10 枚切りの普通の食パンの耳を包丁で切り落としたものでもOK
ロースハム…5枚
スライスチーズ…5枚
バター…30g
からしかマスタード…適量
※お好みで塗らなくてもOK
サラダ油…適量
◆まいったねぇのいたわりレシピ
1バターは600Wのレンジで30秒程度加熱して、パンに塗りやすい固さにゆるめます。
2パンの片面にまんべんなくバターを塗ります。からしやマスタードを塗る場合はバターの上に塗りましょう。
3すべてのパンの片面にバターを塗ったら、2枚のパンのバターを塗った面でロースハムとスライスチーズを挟みます
4それぞれが長方形になるように縦半分に切り分けます。
5フライパンにサラダ油を少量ひき、キッチンペーパーなどで薄く塗り広げ、中火にかけます。フライパンが熱くなったら弱火にして、切り分けたパンを並べます。
6ときどきひっくり返して焼き色をみて、表面がこんがりとキツネ色になったら裏側も同様に焼いてできあがりです。
◆Point
色々な具を挟みたくなる気持ちをグッと堪えて、ハムとチーズだけ挟んでみてください。
素朴なのに洗練された味わいに、きっと感動していただけるはずです。
企画・原案=まいったねぇ、著=野宮レナ/『はたらく彼女と、つくるヒモ』
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