神尾楓珠、桜田ひよりがダブル主演を務める映画『大きな玉ねぎの下で』(2025年2月7日公開)に、江口洋介、飯島直子、西田尚美、原田泰造が出演することが決定。4人が語り合うスペシャル座談会やasmiがカバーした主題歌付本編映像も解禁された。
【写真を見る】爆風スランプ「大きな玉ねぎの下で」をカバーするasmi
本作は爆風スランプが1985年にリリースした同名曲にインスパイアされたラブストーリー。タイトルにもある“大きな玉ねぎ”とは、日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠のこと。この楽曲は、文通相手と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様を歌ったバラードソングの名曲として、さまざまなアーティストによってカバーされている。そんな楽曲にインスパイアされた今回の映画で描かれるのは、手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋をするという物語。SNSで簡単につながれる時代に、あえて手書きで心の声をつづりながら関係を築いていくノスタルジックな世界観はもちろん、令和と平成2つの恋が交錯するストーリー展開が見どころとなっている。
このたび発表されたのは主人公の丈流(神尾)と美優(桜田)の恋を見守るキーパーソンを演じる第2弾追加キャスト陣。昨年、俳優デビュー35周年を迎えた江口が、本作では“顔も知らない相手”に恋する丈流と美優の共通の話題となるラジオ番組のナビゲーターを演じる。江口は「ラストに向けて、楽曲とシンク口していく恋愛ドラマは、懐かしくもあり、新しくもある、大人も楽しんでいただけると思います。幅広い年齢層に響く、爽やかな恋愛映画です」と語っている。
モデルとして芸能界デビュー後、俳優業をはじめマルチに活躍する飯島が演じるのは丈流と美優の恋のきっかけとなる救急救命士。本作について飯島は「時代を超え、昔といまとがリンクしていく、『胸がぎゅっとするところもまさに青春映画』なにか忘れかけていたものが見つかりそうです」と、その魅力をアピールしている。
映画やドラマ、さらにテレビのコント番組など硬軟幅広い演技で出演作が絶えない西田が演じるのは病弱ながらも丈流を優しく見守る母親役。「神尾くんとは以前も親子役だったことがあり、リラックスして撮影出来ました。交換日記や手紙って、いまみたいに既読を確認出来たり、返信もクイックじゃないのがもどかしいのだけど、返事を待つ間のドキドキがたまらなくて。そのドキドキが映画から溢れでていてキュンキュン・してしまいました」とメッセージを寄せている。
バラエティ番組はもちろんテレビドラマでも活躍する原田は、病弱な妻を支えながら丈流の決断を後押しする真面目で心優しい父親を演じる。出演について、原田は「当時、何度も聴いた『大きな玉ねぎの下で』を映画化すると聞いた時、なんていいアイデアなんだろうと思い、自分がその世界に入れることが嬉しかったです」と並々ならぬ想いを語っている。
このたび解禁されたスペシャル座談会では、今回出演が発表された4人が、楽曲「大きな玉ねぎの下で」に関するマル秘エピソード、シングル発売当初のそれぞれの活動についてトークを展開。この楽曲との思い出を聞かれ、原田は「僕当時、歌ってました」と告白すると、西田も「これカラオケで歌ってもらったんです」とプライベートで偶然サンプラザ中野くんに出会い、生歌唱で感動した逸話を披露している。
今回、映画の主題歌として爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」をカバーするのが、23歳のシンガーソングライターasmi。今回、カバー曲のリリースが初となるasmiは「歴史ある大切な楽曲のカバーということで、大きな喜びと使命を感じています。どれだけ会いたくても、すぐには会えない2人のもどかしさや切なさを存分に表現できるよう心を込めて歌いました。手紙で心を通わせる関係のいとおしさが伝わればいいなと思います」とコメント。
そんなasmiの優しくせつない歌声が響き渡る主題歌付本編映像も解禁。これまで映画『大きな玉ねぎの下で』で解禁されてきた映像では、アカペラが使用されていた本楽曲。今回の本編映像では、エモーショナルかつ愛らしいサウンドが加わり、より一層映画の世界観にマッチしたものに仕上がってる。さらに、主題歌を聴いた飯島は「女の子が歌ってもしっくりくるんですね」と語り、江口も「気持ちいい感じのサウンドでした」と絶賛している。
そして、asmiが武道館でのライブを控える人気アーティストA-ri役で映画初出演することも決定。江口洋介と共にラジオのパーソナリティ役を務め、楽曲やラジオを通じて2人をつなぐキーパーソンとして登場する。主題歌だけでなく、映画にも出演することとなったasmiは「映画に出演できたことも夢のように嬉しかったです!胸が苦しくなったり、あったかい気持ちになったり、誰かに手紙を書きたくなったり、してもらえたらいいなと思います。私はこの映画が、だいすきです!」と打ち明けている。
いまも音楽ファンから高い評価を得ているバラードソングを実力派キャストで映画化した本作。淡く切ない恋の行く末はスクリーンで確認してほしい。
■<コメント>
●江口洋介(ラジオナビゲーター役)
「『大きな玉ねぎの下で』は、僕達の世代にとっては、懐かしく、とても映像的な詩の世界のバラードだったので、いまの時代にどう響いてくれるのか楽しみです。現場では、asmiさんや同世代の俳優陣たちと楽しく演じさせてもらいました。ラストに向けて、楽曲とシンク口していく恋愛ドラマは、懐かしくもあり、新しくもある、大人も楽しんでいただけると思います。幅広い年齢層に響く、爽やかな恋愛映画です。是非映画館に足を運んでください」
●飯島直子(救急救命士役)
「私の青春時代からロングヒットを続けている『大きな玉ねぎの下で』まさかという思いと嬉しさと光栄でいっぱいです。手紙という一文字の表情。相手への想い、受け取った側の想い、やはり電子メールでは伝えきれない表情が手紙にはあり、ステキだと感じました。時代を超え、昔といまとがリンクしていく、『胸がぎゅっとするところもまさに青春映画』なにか忘れかけていたものが見つかりそうです。ぜひ劇場でお待ちしています」
●西田尚美(丈流の母役)
「仕事を始めて間もない頃にサンプラザ中野くんさんに偶然お会いして生で歌唱いただいたことがあるので、映画のお話を聞いてとても嬉しかったです。神尾くんとは以前も親子役だったことがあり、リラックスして撮影出来ました。交換日記や手紙って、いまみたいに既読を確認出来たり、返信もクイックじゃないのがもどかしいのだけど、返事を待つ間のドキドキがたまらなくて。そのドキドキが映画から溢れでていてキュンキュン・してしまいました。是非映画館で」
●原田泰造(丈流の父役)
「当時、何度も聴いた『大きな玉ねぎの下で』を映画化すると聞いた時、なんていいアイデアなんだろうと思い、自分がその世界に入れることが嬉しかったです。撮影は、パート2出来ないかなと思うくらい楽しくて濃密な時間でした。本編は、過去と現代を並走する展開になっていて、懐かしかったり、考えさせられたり、もどかしかったり、時にはウルっときたり…。いつか『日本武道館』に行った時、大きな玉ねぎを見て、歌と一緒に思い出していただける映画になれたら嬉しいです」
●asmi(主題歌)
「歴史ある大切な楽曲のカバーということで、大きな喜びと使命を感じています。どれだけ会いたくても、すぐには会えない2人のもどかしさや切なさを存分に表現できるよう心を込めて歌いました。手紙で心を通わせる関係のいとおしさが伝わればいいなと思います。映画に出演できたことも夢のように嬉しかったです!胸が苦しくなったり、あったかい気持ちになったり、誰かに手紙を書きたくなったり、してもらえたらいいなと思います。私はこの映画が、だいすきです!」
文/スズキヒロシ
※西田のコメント内の「・」はハートマークがが正式表記
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