今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【ミニ四駆】軽量化した全翼ミニ零駆は離陸ができない!』という、のよすけさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
プロペラ駆動用のコアレスモーターの径をアップしてみました!(=゚ω゚)ノ
投稿者ののよすけさんはミニ四駆やパソコンの改造動画を投稿しています。今回の動画では、自作したルール無用JCJCタイムアタック用マシン「全翼ミニ零駆」の改造を行います。
全翼ミニ零駆は、飛行機の翼を逆さにしたような胴体によって下向きに力を発生させて、コースアウトを防ごうというコンセプトの機体です。推進力にはプロペラを使っているため、車輪で駆動していないので「零駆」となります。
改造前の状態では、機体が重すぎたため翼が生み出す下向きの力では勢いが抑えきれず、レーンチェンジの際に飛び出してしまいました。
そこで軽量化したのですがモーターを小型のものにした結果、パワー不足でタイムが悪化。今回は重量を維持しつつ、モーターを元に戻してパワーを取り戻すのが目標です。
モーターの重量が増える分、本体のフレームの厚みを変更して軽量化します。
すべてのフレームの厚みを2mmから1mmに変更。
薄くなった分、当然強度は下がってしまいます。割れてしまったものもありますが、予備を使用して制作を続行します。
フレームに張り付けるカーボン製の板を加工します。
切り出したカーボン製のプレートをフレームに接着していきます。
段差ができないように丁寧にやすりをかけて本体は完成です。
続いてモーター、バッテリーを配線します。今回の改造では、2つ付けていたバッテリーを1つに減らして軽量化しています。
出来上がった機体の重量を測ると、狙い通りの重量に。
テスト走行させてみますが、タイムは芳しくありません。
スローで確認してみると、下向きの力を活かしてコースに張り付くように走っているのが分かります。タイムは伸び悩んでしまいましたが、コンセプトは実現できているようです。
そこでバッテリーを2つに戻してパワーアップを図ります。
バッテリーが増えた分、重量は増加しています。しかし、パワーも上がっているはず。
結果は、バッテリー1つのときとほぼ変わらないタイムでした。
さらにテスト走行を繰り返すうちに、サイドのローラーが破損してしまいました。
修理後に、レーンチェンジのないコースでテスト走行しますがまたしてもローラーが脱落。
ローラーの脱落が繰り返し起こるため、取り付け方を再設計することに。スピードアップのための工夫も合わせて、さらなる改良を続けていくとのことです。
オリジナルの機体がコースを走る姿は工作好き、ミニ四駆好きの心を刺激してくれることでしょう。ぜひ下記リンクから、動画でもお楽しみください。
視聴者のコメント
その薄さで意図通りに出力できるのか…?カーボン職人の朝は早いもうこれ以上はバルサとかで作るレベルだなラジコンみたいにバルサフレームにフィルム張りだな面白いものを見せてもらった
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【ミニ四駆】軽量化した全翼ミニ零駆は離陸ができない!』https://www.nicovideo.jp/watch/sm44226806
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