【画像11枚】疲れたからだにパワーチャージ!「手間なし!スタミナ丼」
朝晩冷える時期となり、体の冷えが気になる方も多いのでは。
体が冷えているのは、もしかしたら鉄が不足している可能性も。
「血行を正常にするのに欠かせないのが『鉄』。赤血球の材料にもなります。
体内の鉄分が不足してヘモグロビンの量も減り、体内が酸欠状態になってしまうと貧血(鉄欠乏症)に。血液検査で異常がなくても、体内にストックされるはずの貯蔵鉄(フェリチン)が足りていない、貧血一歩手前の『隠れ貧血』という方も多いです。
20〜40代の日本人女性の65%が貧血、または隠れ貧血といわれています。
鉄は体内に吸収されにくいので、効率よく食べるのがポイントです!」(関口絢子さん)
栄養について教えてくれたのは
関口絢子さん
管理栄養士、料理研究家。YouTube「管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン」で健康や美容に関する情報を発信中。著書に『春夏秋冬 疲れ取りごはん心も体も軽くなる「食べ養生」大全』(KADOKAWA)など。
そこで、忙しい日でも簡単に作れるレシピを料理研究家の藤井恵さんに教わりました。
「おすすめの食材のひとつが納豆。鉄に加えて、健康な体づくりに欠かせないタンパク質も豊富です。
ご飯にかけるのも、もちろんおいしいですが、鉄の吸収をよくする、ビタミンCたっぷりのレモンと合わせて、ドレッシング感覚で食べるのもおすすめですよ」(藤井恵さん)
レシピを教えてくれたのは
藤井 恵さん
料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学卒業後、料理番組、フードコーディネーターのアシスタントなどを経て、テレビや雑誌、書籍などで活躍中。素材の持ち味を生かした、シンプルでいて工夫のあるレシピに定評がある。
Instagram@fujii_megumi_1966
■水菜と納豆ドレッシングのサラダ
合わせる野菜は、鉄がとれる野菜「水菜」をチョイス。ザクザク切るだけで、すぐ食べられるのも高ポイントです。
材料(2人分)
納豆(小粒)…2パック(約80g)
水菜…1/2わ(約100g)
A
・レモン汁…大さじ1
・ごま油…大さじ1/2
・砂糖…小さじ1/2
・みそ…小さじ1
・豆板醤…小さじ1/3
【作り方】
水菜は3cm長さに切って器に盛り、納豆とAを混ぜてかける。
(1人分121kcal/塩分0.6g/鉄2.4mg)
***
納豆は、調味料とのなじみの良い小粒が藤井さんのおすすめですが、ひき割りでもおいしく作れました。
少し加えた豆板醤のピリッとした辛みと、ごま油の香り、みそのコクがあとを引きます。納豆で自然なとろみがつき、無駄なく味がからむのも◎。食べごたえがあり、栄養が不足しがちなダイエット中の食事にもうってつけです。
レシピ考案/藤井 恵監修/関口絢子撮影/広瀬貴子スタイリング/浜田恵子栄養計算/スタジオ食
編集・文/singt
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