神尾楓珠と桜田ひよりがダブル主演する映画『大きな玉ねぎの下で』の追加キャストとして、江口洋介、飯島直子、西田尚美、原田泰造の出演が発表された。併せて、4人のスペシャル座談会映像が解禁。さらに、本作のモチーフとなった楽曲「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い~」発売日である本日10月21日に、主題歌「大きな玉ねぎの下で」をasmiがカバーすることが発表され、主題歌付本編映像が公開された。asmiは本作で映画初出演も果たす。
【動画】江口洋介、飯島直子、西田尚美、原田泰造が語らう!座談会映像
本作は、今年で結成40周年を迎えたロックバンド・爆風スランプが1985年にリリースした楽曲「大きな玉ねぎの下で」にインスパイアされた作品。楽曲、映画のタイトルにもある「大きな玉ねぎ」とは、日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠(ぎぼし)を指している。
本作で描かれるのは、手紙やノートでのやりとりを通して、顔も知らない相手に恋をするラブストーリー。SNSで簡単につながれる時代に、あえて手書きで心の声をつづりながら関係を築いていくノスタルジックな世界観はもちろん、令和と平成2つの恋が交錯することも本作の大きな見どころの1つだ。
このたび、丈流(神尾)と美優(桜田)の恋を見守るキーパーソンをなるキャスト陣が発表された。
ラジオナビゲーターを演じるのは、江口洋介。昨年には俳優デビュー35周年を迎えるなど、長年キャリアを積み上げてきた江口が、本作では“顔も知らない相手”に恋する丈流と美優の共通の話題となるラジオ番組のナビゲーターを務める。江口は「ラストに向けて、楽曲とシンク口していく恋愛ドラマは、懐かしくもあり、新しくもある、大人も楽しんでいただけると思います。幅広い年齢層に響く、爽やかな恋愛映画です」とコメント。江口が幅広い世代に響くと語る物語の展開に想像が掻き立てられる。
救急救命士を演じるのは、飯島直子。本作では、丈流と美優の恋のきっかけとなる登場人物を務める。飯島は「時代を超え、昔と今とがリンクしていく、『胸がぎゅっとする所もまさに青春映画』何か忘れかけていたものが見つかりそうです」と、大人も心をつかまれる作品であることをアピール。
丈流の母を演じるのは、西田尚美。本作では、病弱ながらも丈流を優しく見守る母を好演。「神尾くんとは以前も親子役だったことがあり、リラックスして撮影出来ました。交換日記や手紙って、今みたいに既読を確認出来たり、返信もクイックじゃないのがもどかしいのだけど、返事を待つ間のドキドキがたまらなくて。そのドキドキが映画から溢れ出ていてキュンキュンしてしまいました」とメッセージを寄せた。神尾演じる丈流との掛け合いに期待が高まる。
丈流の父を演じるのは、原田泰造。本作の役どころは、病弱な妻を支えながら、息子・丈流の決断を後押しする真面目で心優しい父親。出演について、原田は「当時、何度も聴いた『大きな玉ねぎの下で』を映画化すると聞いた時、なんていいアイデアなんだろうと思い、自分がその世界に入れることが嬉しかったです」と並々ならぬ想いを語った。
さらに、江口×飯島×西田×原田のスペシャル座談会映像が解禁。スペシャル座談会では、楽曲「大きな玉ねぎの下で」に関するマル秘エピソード、シングル発売当初の1989年のそれぞれの活動など、本作だからこそ語れるエピソードが続々と明かされる。この楽曲との思い出を聞かれ、原田は「僕当時、歌ってました」と告白すると、西田も「これカラオケで歌ってもらったんです」とプライベートで偶然サンプラザ中野くんに出会い、生歌唱で感動したエピソードも披露している。
そして、楽曲「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い~」発売日となる本日10月21日に、主題歌「大きな玉ねぎの下で」歌唱アーティストが解禁。
本作のモチーフとなった爆風スランプ不朽の名曲「大きな玉ねぎの下で」は、文通相手と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様が紡がれたバラードソング。1985年にアルバム初収録、1989年10月21日にシングルとして発売され、今まで数多くの人の心を震わせてきた。そんな本楽曲を今回カバーするのは、“SNSで最も使われる歌声”の呼び声高い、大阪出身の23歳シンガーソングライター・asmi。
今回、カバー曲のリリースが初となるasmiは、「歴史ある大切な楽曲のカバーということで、大きな喜びと使命を感じています。どれだけ会いたくても、すぐには会えない2人のもどかしさや切なさを存分に表現できるよう心を込めて歌いました。手紙で心を通わせる関係のいとおしさが伝わればいいなと思います」とコメント。
そんなasmiの優しく切ない歌声が響き渡る主題歌付本編映像も解禁。これまで映画『大きな玉ねぎの下で』で解禁されてきた映像では、アカペラが使用されていた本楽曲。本映像では、どこかエモくて愛らしいサウンドが加わり、より一層映画の世界観にマッチしたものに仕上がっている。さらに、主題歌を聴いた飯島は「女の子が歌ってもしっくりくるんですね」、江口も「気持ちいい感じのサウンドでした」とコメント。原曲発売当初から聴いていた大人世代にも、また新鮮な気持ちで楽しめる楽曲となっている。
そして、asmiが武道館でのライブを控える人気アーティスト・A‐ri役で映画初出演することも決定。江口と共にラジオのパーソナリティ役を務め、楽曲やラジオを通じて2人をつなぐキーパーソンとして登場する。主題歌だけでなく、映画にも出演することとなったasmiは「映画に出演できたことも夢のように嬉しかったです!胸が苦しくなったり、あったかい気持ちになったり、誰かに手紙を書きたくなったり、してもらえたらいいなと思います。私はこの映画が、だいすきです!」とコメントしている。
映画『大きな玉ねぎの下で』は、2025年2月7日より全国公開。
追加キャスト、asmiのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■江口洋介
「大きな玉ねぎの下で」は、僕達の世代にとっては、懐かしく、とても映像的な詩の世界のバラードだったので、今の時代にどう響いてくれるのか楽しみです。現場では、asmiさんや同世代の俳優人たちと楽しく演じさせてもらいました。ラストに向けて、楽曲とシンク口していく恋愛ドラマは、懐かしくもあり、新しくもある、大人も楽しんでいただけると思います。幅広い年齢層に響く、爽やかな恋愛映画です。是非映画館に足を運んでください。
■飯島直子
私の青春時代からロングヒットを続けている「大きな玉ねぎの下で」まさかと言う思いと嬉しさと光栄でいっぱいです。手紙という一文字の表情。相手への想い、受け取った側の想い、やはり電子メールでは伝えきれない表情が手紙にはあり、ステキだと感じました。時代を超え、昔と今とがリンクしていく、「胸がぎゅっとする所もまさに青春映画」何か忘れかけていたものが見つかりそうです。ぜひ劇場でお待ちしています。
■西田尚美
仕事を始めて間もない頃にサンプラザ中野くんさんに偶然お会いして生で歌唱いただいたことがあるので、映画のお話を聞いてとても嬉しかったです。神尾くんとは以前も親子役だったことがあり、リラックスして撮影出来ました。交換日記や手紙って、今みたいに既読を確認出来たり、返信もクイックじゃないのがもどかしいのだけど、返事を待つ間のドキドキがたまらなくて。そのドキドキが映画から溢れ出ていてキュンキュンしてしまいました。是非映画館で。
■原田泰造
当時、何度も聴いた「大きな玉ねぎの下で」を映画化すると聞いた時、なんていいアイデアなんだろうと思い、自分がその世界に入れることが嬉しかったです。撮影は、パート2出来ないかなと思うくらい楽しくて濃密な時間でした。本編は、過去と現代を並走する展開になっていて、懐かしかったり、考えさせられたり、もどかしかったり、時にはウルっときたり…。いつか「日本武道館」に行った時、大きな玉ねぎを見て、歌と一緒に思い出していただける映画になれたら嬉しいです。
■主題歌・asmi
歴史ある大切な楽曲のカバーということで、大きな喜びと使命を感じています。どれだけ会いたくても、すぐには会えない2人のもどかしさや切なさを存分に表現できるよう心を込めて歌いした。手紙で心を通わせる関係のいとおしさが伝わればいいなと思います。映画に出演できたことも夢のように嬉しかったです!胸が苦しくなったり、あったかい気持ちになったり、誰かに手紙を書きたくなったり、してもらえたらいいなと思います。私はこの映画が、だいすきです!
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