うつと診断されて1度目の休職。夜逃げでもするように会社から「逃げた」

会社から逃げた/(C)なおにゃん/KADOKAWA

うつと診断されて1度目の休職。夜逃げでもするように会社から「逃げた」

10月21日(月) 12:30

会社から逃げた
うつと適応障害で2度の休職。とにかく自分を変えたくて踏み出した1歩



新卒で入社した会社でうつと適応障害を発症し、2度の休職を経験したなおにゃんさん。当時は会社や仕事から「逃げて」しまったと思い、その罪悪感からとても苦しい思いをしたそうです。

「休むことってそんなに悪いんだろうか?」
「そもそも『逃げる』ってなんだろう」

そんなことを考えながら自分を見つめ直した1年間。逃げちゃダメという考えが一般的な世の中で、病気から、会社から、果ては日本からも全力で「逃げた」末に見つけたものとは…?SNSで共感を呼んだ、なおにゃんさんの人生を変えた休職体験記をお送りします。

※本記事はなおにゃん著の書籍『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』から一部抜粋・編集しました。






入社から半年が過ぎた頃、上司からの執拗な「教育」で、毎朝会社に行くのが憂鬱だったなおにゃんさん。胸が突然ドキドキしたり、身体に力が入らなかったりと異変を感じるように…。友達のすすめで心療内科を受診してみることにしました。

怖い病気だったらどうしよう…

適応障害によるうつですね

ふしぎと安心している自分がいた





とにかく何も考えないこと!

これが私の1度目の休職


「『まさか自分がうつだったなんてショック…』みたいな話をよく見聞きしていたので、私もショックを受けるのかな?と思っていたのですが、実際にうつと診断された時は逆にホッとしました。胸がドキドキしたり急な不安感に襲われたりした原因がわかったような気がして、かえって安心したのだと思います」となおにゃんさんはふり返ります。



著=なおにゃん/『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』










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