前回からの続き。私はメグミ、夫のアヤトと2歳の娘(ノア)の3人家族です。順調だと思っていた結婚生活。しかしアヤトから突然離婚を突きつけられ驚いてしまいました。どうやら理由は「私が義母に対して冷たいから」ということらしいのですが、義母が嫌味ばかり言ってくるから義実家へ行く頻度を減らしただけです。それに私は、アヤトに義母の言動について相談したことだってあります。それなのに、私ばかりが意地悪をしているように言われてイライラ。アヤトの考えていることがさっぱりわかりません。
私からしてみれば、アヤトの主張は信じられないほど身勝手です。あまりに腹が立ち黙り込んでいると、アヤトは私が「言い返せない」と思ったようです。いい気になったのか、さらに調子にのって畳みかけてきました。
アヤトはまだピンときていない様子。私はイライラしてきました。
「父親には会わせても、祖父母にまで会わせる義務はない」と私が主張すると、アヤトはサーッと青い顔になりました。少し考えればわかることだと思うのですが、アヤトはそこまで考えが及んでいなかったのでしょう。その様子を見て、私は呆れ果ててしまいました。
アヤトのあまりにも身勝手な主張に、とっさに返す言葉が見つかりませんでしたが、ノアを連れてとっとと出ていけと言われ、怒りが爆発してしまいました。
私に言い返されると思っていなかったアヤトはタジタジ。「私が親権を持った場合、義両親はますますノアに会うチャンスを失う」と言うと、ようやく自分の矛盾に気付いたのか青ざめはじめました。あの様子を見ると、ひょっとしたら「離婚をちらつかせて言うことをきかせよう」という魂胆で言っていただけだったのかもしれません。
アヤトの浅はかな考えに、こちらまで情けない気分になってしまいました。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・motte作画・吉田ぱんだ編集・みやび
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