【第1話】から読む。
前回からの続き。私(ヒトミ)は、夫のコウタと子どもたちとの4人家族です。ある日私は義姉から「友人の結婚式に着ていきたいから」と頼まれ、亡き祖母から譲り受けた着物を貸しました。しかしその後ずっと返却してもらえません。義姉は1ヶ月半ほど前に流産したことにショックを受けている様子で、私やコウタが着物の話を持ち出すと「無神経!」と怒鳴ってくるのです。義姉の夫のヨシキさんにまで「今は辛いときだから放っておいて」と言われてしまいました。
あまりに頑なに着物を返さないので、私たちは義姉を疑ってしまったほどです。「着物、手元にあるよね……?まさか売ったりしてないよね?古着だから大したお金にはならないし……」とにかく話が通じなさすぎて、困惑してしまいます。
会話がまったくかみ合わず、着物のことはのらりくらりとかわされ続け、すっかり不信感を抱いてしまった私。「いつ返却できるのか、またできない状況なのであればその理由を説明してください」そう送ったものの既読スルーで……。
義姉に何を言っても会話がまったく成り立ちません。こんな人ではなかったはずなのに……。いったい何があったのでしょうか。着物が返却できないのであればその状況を説明してくれればいいのに、それすらもしないとは。しかも着物の返却を請求している私たちが悪いみたいな対応に、腹が立ってきてしまいます。
私たちではどうにもならないので、ついにコウタが義両親に連絡をしてくれることになりました。義両親に間に入ってもらって、話が前に進むことを願っています。
【第5話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・渡辺多絵作画・りますけ編集・井伊テレ子
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