長引く夏の暑さが落ち着き、すっかり秋らしくなった今。夏によく使っていたお気に入りのリップを秋冬に使うには、なんかしっくりこないなと感じたことはありませんか?そんな時に役立つのがブラウンのリップライナーです。
ヌーディなカラーやモーヴカラーのリップライナーが選ばれがちですが、今回は「手持ちリップのニュアンスチェンジ」という目的で、大胆にブラウンカラーを選びました。
鮮やかで明るい夏っぽい印象の手持ちリップを秋冬モードに変える、リップライナーの取り入れ方について、色変化のビフォー・アフターを交えてご紹介します。
■ブラウンのリップライナーが秋冬のマストアイテムになるかも
シックな雰囲気のメイクにしたいと思った時、手持ちのリップはどれも鮮やかでなんとなくアンマッチ。「ほんのりダークな色に落ち着つけばしっくりきそう!」と思い立って手に取ったのが、資生堂の「リップライナーインクデュオ」です。
全12色から選んだのは、ダークな唇にそまるブラウンカラー「12 Espresso」です。
ほんのり赤みが混じり黄みに傾かない、ミルクチョコレートのようなブラウン。これくらい妥協を許さないブラウンを使うことで、彩度が高いパキッとした赤を重ねても、しっかり秋冬モードに仕上げてくれるんです。
■ブラウンが苦手でも取り入れやすい使い方
資生堂のリップライナーインクデュオは、片方にセットされたプライマーで唇をなめらかに整え、リップライナーで色を重ねる2役を担います。カラーだけではなく、使いやすく便利なところもよく考えられていますね。
赤みと黄みに偏りすぎないブラウンなので、パーソナルカラー問わず取り入れやすいカラーです。しかし濃い色が苦手な方にとっては、ハードルが高いと感じることも。そんな時はブラウンを唇の内側からラフにぬっていき、プライマーを使って外側にぼかしていくと、淡く発色してブラウンが自然になじんでいきますよ。
■パキッと高発色な夏らしいカラーが一気に秋冬モードへ
今回は手持ちリップのニュアンスチェンジが目的なので、唇のアウトラインだけではなく全体に色をのせます。
ブラウンのリップライナーを使うと、どれくらいリップの印象が変わるのでしょうか。私の手持ちリップのうち、一番鮮やかで高発色なマット質感のリップを使って検証してみましょう!
ミルクチョコレートのようなブラウンをぬると、唇の血色やくすみによってモーヴブラウンに発色しました。元の唇の色と比べると、かなり沈んだカラーですよね。
上から鮮やかなマットリップを重ねると、先ほどのぎょっとするような仕上がりとは打って変わって、おしゃれな印象になりました。
リップライナーを使っていない素の唇では、エネルギッシュなレッドが鮮やかに発色。こちらの色もすてきですが、鮮やかすぎるあまり、秋冬メイクにはミスマッチな印象です。
一方、ブラウンのリップライナーを使った左側は、リップの鮮やかさが落ち着き、ほんのり血色のあるブラウンに発色。ボルドーのようにも感じ、秋冬らしさが伝わる仕上がりです。
リップライナーで色を仕込みアウトラインをきれいに縁取ることにより、唇の輪郭がぼやけてだらしない印象になってしまう残念ポイントを回避!秋冬仕様へのニュアンスチェンジだけではなく、リップメイクの完成度を高められるのもうれしいポイントです。
■夏のお気に入りリップを秋冬も使い続けたい方へ
リップライナーでブラウンを仕込むことでシックな印象になり、大人の女性が取り入れやすくニュアンスチェンジできました。
「もうちょっと落ち着いたトーンだったら秋冬っぽいのにな」と思う手持ちリップがある方は、ブラウンのリップライナーで印象を変えてみませんか?
■商品概要
資生堂「リップライナーインクデュオ」12
価格:2,860円
(写真・文:夏木紬衣)
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