何かがしっくりこない… 私はこの子を育てるのがストレスなの?【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.51】

何かがしっくりこない… 私はこの子を育てるのがストレスなの?【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.51】

10月19日(土) 12:00

■これまでのあらすじ
生後5ヶ月の娘・メメの子育てに追われる母のまろは、原因不明の激しい痛みに苦しんでいた。最初の痛みが現れたのは、ミルクを飲みたがらない娘が3ヶ月健診で痩せすぎと言われ焦っていた頃。歯が痛いので歯医者へ行くと、知覚過敏と言われ、娘のことで頭がいっぱいになっていたのもあり、痛みを放置してしまうのだった。その約2ヶ月後、今度は激痛がまろを襲う。横になったときだけだった激痛が食事をするとき、寝るとき、授乳するとき、そして最後には常に感じるようになってしまった。そこで母が救急外来に連絡、かなり強い痛み止めで痛みは落ち着くが、検査をしても原因は不明。「左顔面非定型歯痛」という診断がつき、医師は子育てのストレスが原因ではないかと推測するが、まろは否定してしまう。そこで医師から「自身を見つめ直して」と言われ…。

■ストレスを感じないと言ったら…


■何かが違う…


■考えがまとまらない…

周りの人たちはただメメのことを褒めてくれただけで、決して「あなたの赤ちゃんは楽でいいですね」という意味で言っているわけじゃないと思うけれど…。

「お利口だね」「おとなしいね」「親孝行な子だね」

そういう言葉がまろの中でずっとぐるぐる渦巻いて、「みんなの方が大変なんだから、こんなんでツラいとか思っちゃいけない」みたいな思考回路にまろはなっていたのです。
しかし、それと同時に「娘のお世話が大変でツラくて、それが大きなストレスなのではないか」と問われても、しっくりこない…。

仮に育児が自分のストレスだとして、「じゃあ再発防止のために子育てをやめましょう」なんてことはできないし、そもそも睡眠時間が短くても、メメがミルクを飲ままくても、全然泣き止まなくてずっと抱っこをしなきゃいけなくても、当時メメと離れたいと思ったことはなかったし、そんなの自分でも絶対に嫌だとまろは思っていました。

だからこのとき、まろは自分でも何がキッカケでこの病気が発症したのか全然わからなかったのです…。

この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。

(まろ)

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