母の喜ぶ顔が見たくて/(C)米田幸代、いよかん/KADOKAWA
0歳で引き取られ、里親のもとで育ったけれど。自分だけ苗字が違うことに抱く疎外感/私の人生を食べる母(1)
本当のお母さんと暮らせば、幸せになれると思ってた。
産まれてすぐ、祖父母ほど年の離れた夫婦に里子として引き取られた少女・サチヨ。夫婦はとても可愛がって育ててくれたけれど、家族のなかで自分ひとりだけ苗字が違うこともあり、彼女はずっと疎外感を抱えていました。
しかしそんなある日、突然実母から「一緒に住まないか」と一本の電話が掛かってきます。サチヨは夢にまで見た「本当のお母さん」との暮らしを手に入れますが、憧れていた生活は想像とは全く違うもので…。
里親に育てられた子どもが成長し、自らの手で人生を切り開いていくまでを描く、実話をもとにしたコミックエッセイをお送りします。
この後、サチヨの元に実母からの電話がかかってきて一緒に生活をすることに。
しかしその暮らしは、彼女が抱いていた希望溢れるものではありませんでした…。
生みの親、育ての親。子どもにとっての「本当の親」とはなんなのかを考えさせられますね。
原案=米田幸代、漫画=いよかん/『私の人生を食べる母』
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