【写真】スター弁護士のむちゃぶりに困惑しながらも食らいついていく新人弁護士ハン・ユリ(ナム・ジヒョン)
韓国の“童顔クイーン”ことチャン・ナラと「シスターズ」(2022年)のナム・ジヒョンが主演する、リーガルドラマ「グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~」の第3話がLeminoにて配信されている。現役の離婚弁護士が6年かけて自ら脚本を執筆したというだけあって各話で扱われる事案はどれもリアルで、しかも多くがドロ沼不倫による離婚裁判。さらに3話ではチャン・ナラ演じる離婚訴訟専門のスター弁護士チャ・ウンギョンの夫の不倫も発覚する…というマクチャン(どん詰まり)に次ぐマクチャン展開で注目を集めている。
■新人弁護士が初勝訴も…意外な展開へ
「グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~」は、情に厚く思いやりのある新人弁護士ハン・ユリ(ナム・ジヒョン)と、離婚訴訟専門のスター弁護士ウンギョンという正反対な2人が、さまざまな訴訟に向き合いながら“グッド・パートナー”になっていく姿を描くリーガルヒューマンドラマ。
弁護士の現場をリアルに描いたストーリーが人気を呼び、韓国では2024年夏に地上波SBSで放送され、最高視聴率17.7%を獲得した人気作だ。苦い思いをしながらもユリが初勝訴した第1、2話のエピソードに続き、第3話では家族ぐるみの付き合いがドロ沼のW不倫に発展してしまった2組の夫婦のエピソードが描かれている。
■「不倫相手は身近にいます」
そんな中、第2話のラストでユリが目にしたのが、スター弁護士ウンギョンの夫であり、同じ事務所の医療顧問としても働く医師キム・ジサン(チ・スンヒョン)のショッキングな不倫現場。しかも不倫相手はあろうことか、ウンギョンの秘書チェ・サラ(ハン・ジェイ)、という大胆展開が待ち受けていた。3話では、のんきに配信番組で「不倫相手は身近にいます。夫と隣人の不倫に気付かなかったケースも」と一般論として解説するウンギョンを見ながらユリが「他人の話をしてる場合じゃないですよ~」とため息交じりにつぶやいた――。
カリスマ弁護士として世間で大人気のウンギョンがまさかの“サレ妻”だった、という展開に視聴者も興味津々。「ウンギョンの夫の浮気まじか…そういう展開なの?飽きさせない展開がうまい!」「グッド・パートナーめちゃくちゃ良い。今年イチかも」「クールなチャン・ナラがかっこいい」の声が上がっている。
韓国ドラマでは元来、刺激的なシーンや現実的でない状況設定で視聴者を引き込む“マクチャンドラマ”が盛況。中でも不倫ドラマは復讐ドラマと並ぶ人気で“離婚弁護士”をテーマにした作品も多いが、その中でも実際に離婚専門弁護士として働くチェ・ユナが直接脚本を執筆している本作は異色中の異色だ。
今作で脚本家デビューを果たしたユナ弁護士は、最近も人気アイドルグループ・T-ARAジヨンの離婚訴訟で法定代理人を務めて話題を集めたばかり。現実を知る現職弁護士による脚本で、法廷でのやりとりだけでなく事務所での雑談や雑務一つに至るまで生き生きとリアルに描かれ、共感度満点のストーリーで視聴者を魅了している。
■ウンギョンの夫の不貞を知ったユリは…
そんな離婚弁護の世界に飛び込んだ新人弁護士ユリのキャラクターもいい。第1、2話で初めての離婚訴訟を勝訴に導き、3話でいよいよ上司のウンギョンと共に法廷で原告代理人席に座ったユリだが、もともとは企業裁判チーム志望。採用試験時にも「離婚チームでなければどこでも構わない」と書いたほどで、いまだ離婚裁判に面白みもやる気も見いだせずにいる様子だ。
その一方で情に厚く真面目な性格だけに、いざ裁判になると正義感がムクムクと顔を出す。隠れて不倫する被告人にブチギレたり、被告人の弁護を担当していながら“サレ妻”側である原告に同情したり…と、人間味あふれるキャラクターでストーリーを引っ張っていく。さらに、ウンギョンを信頼し、サポートするウジン(キム・ジュンハン)や、ユリの3カ月先輩で明るい性格でユリをフォローするウノ(ピョ・ジフン)のキャラクターも好感度抜群で、だんだんと“離婚チーム”の人間関係も見えてきた。
第4話では、ユリがウンギョンの夫の不倫を知ってしまったことで「先輩(ウンギョン)に言うべきか、言わぬべきか…」と、大いに頭を悩ませる姿が描かれる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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