連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月~土曜8時ほか)でハギャレンのメンバー、“タマッチ”こと佐藤珠子を演じる谷藤海咲のコメントが到着。役への思いや、泣きそうになったというヒロイン・橋本環奈との共演シーンを振り返った。
【写真】谷藤海咲が泣きそうになった、橋本環奈との共演シーン谷藤が演じる博多ギャル連合(ハギャレン)のメンバーのひとり、“タマッチ”こと佐藤珠子は、子どものころからダンス好きで、ハギャレンではパラパラの振付を担当。筋が通らないことを良しとしない、一本気タイプだ。
谷藤は出演が決まった際のことを、「タマッチ役のオーディションには、ダンスの審査があったんです。周りのみんなが得意なダンスを披露する中、私は見よう見まねでパラパラに初挑戦。自分なりに振り付けも考えて臨んだんですけど、幼い頃からやってきたヒップホップやジャズダンスにすればよかったかな、ミスったかな…?とどんどん落ち込み、手応えゼロでオーディションが終わりました。だから、連絡が来たときは本当にびっくり!タマッチ役ではないと思い、まず『何の役ですか?』と聞いた記憶があります」と振り返る。
演じる佐藤珠子については、「タマッチの情熱がどこにあってハギャレンに対してどう思っているのか、監督と相談しながら役を作っていきました」とし、「よく出てくる『筋通ってなくない?』というセリフに、彼女の全てがあらわれていると思います。タマッチは総代表のルーリー(真島瑠梨/みりちゃむ)に負けないぐらい、ハギャレンに強い思いを持っているんです。だからギャルを悪く言われると、もう本当に許せなくなる。カッとなるスイッチが入るシーンは、何でカッとなったか皆さんに気づいてもらえたら嬉しいなと思いながら演じています」とコメント。
続けて「私自身も『やると決めたらやり通す』とか『変な言い訳をしない』という気持ちがあるので、タマッチがムスビン(ヒロイン・結/橋本環奈)に抱く鬱憤(うっぷん)はすごく理解できました。ただ、難しかったのがギャルならではの切り替えのはやさ。ムスビンにさんざん当たっていたのに、もう一緒にプリクラ撮るの!?って思うじゃないですか(笑)。でも、その1日経ったら忘れちゃうぐらいのポジティブさや引きずらないところが、ギャル持ち前の明るさに繋がるんでしょうね。タマッチにとってハギャレンは最高に楽しいチームだから、その前に何があってもみんなといれば楽しい!ということだと思います」と役に思いを寄せる。「ギャルって本当に人生楽しそうで、未来よりも今!みたいなところに憧れがあったので、タマッチを演じて自分も少しそうなれている気がして嬉しくなりました」とも語った。
初共演の橋本環奈については「もちろんテレビに出てる姿を見ていたし、溌剌(はつらつ)とした方だとわかっていましたが、実際に会うと本当にあのまんまのキャラクターで、何ならもっとフレンドリー!朝ドラの撮影はハードだと思うのですが、全然それを見せないのでずっと感心しています」と尊敬のまなざし。
印象的な共演シーンには、本日放送の第15回をあげ、「タマッチがムスビン(結)に『かっこよかったよ』という第3週・第15回放送のシーン。ムスビンが怖い相手に向かってギャルのことを熱弁してくれる瞬間、すごく嬉しくなって本当に泣きそうでした。タマッチは泣くキャラでもないし、ここで泣いたらタマッチちょっとダサイか…と我慢したけどとてもいいシーンだなと思います」と語った。
最後に視聴者に向けて「来週放送される糸島フェスティバルでは、いよいよハギャレン5人でステージに立ちます。ムスビンが入った5人の見え方がいいんです!ぜひ楽しみにしていてください」とメッセージ。本番の約2ヵ月前から練習をはじめ、撮影に数日かけたというパラパラのライブシーンに期待が高まる。
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