10月28日(月)から11月6日(水)に開催される第37回東京国際映画祭において、国際交流基金との共催で行う交流ラウンジ全5回のラインナップが決定した。
【写真を見る】香港ノワールの第一人者、ジョニー・トー今年2024年で5年目を迎える交流ラウンジとは、検討会議メンバーの企画のもと、東京に集う映画人が交流する場を用意し、彼らが語り合うトークセッションを実施するイベント。会期は10月29日(火)~11月6日で東京ミッドタウン日比谷1FにあるLEXUS MEETSが会場となる。
今回ラインナップされたのは、『All We Imagine as Light(原題)』(24)が第77回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したインドの新鋭監督、パヤル・カパーリヤーと是枝裕和、『Spirit World(原題)』(24)と『オラン・イカン』(24)がそれぞれガラ・セレクションで上映予定のエリック・クーとマイク・ウィルアン、『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』(09)などで世界的に高い評価を受ける香港ノワールの第一人者、ジョニー・トーと入江悠、インドネシア出身のニア・ディナタと三島有紀子による対談。また、11月1日(金)には、Nippon Cinema Now トークセッション「私たちの映画の作り方」が予定され、滝野弘仁にヤン・リーピン、マーク・ギル、キム・ユンスら映画監督のほか、カンヌ国際映画祭代表補佐兼映画部門ディレクターのクリスチャン・ジュンヌが登壇する。
さらに、東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場における屋外上映の上映作品と上映スケジュールも決定。公開から1年も経たない『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(24)にはじまり、『タクシードライバー』(76)に『クレイマー、クレイマー』(79)、『スタンド・バイ・ミー』(86)といった往年の名作たち、「コロンビア・ピクチャーズ100周年特集」と「宇宙戦艦ヤマト50周年特集」のほか、「ミッション:インポッシブル」シリーズと「ワイルド・スピード」シリーズのそれぞれ第1作がラインナップされている。
様々な映画の上映はもちろん、世界各国の映画人たちによるトークも堪能できる第37回東京国際映画祭。映画ファン必見のプログラムをぜひチェックしてみてほしい。
文/平尾嘉浩
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