『ポケモン×工芸展』麻布台ヒルズ ギャラリーで人間国宝から若手まで20名が伝統工芸の技法でポケモンを表現

須藤玲子《ピカチュウの森》2023年 個人蔵©須藤玲子撮影|林雅之

『ポケモン×工芸展』麻布台ヒルズ ギャラリーで人間国宝から若手まで20名が伝統工芸の技法でポケモンを表現

10月17日(木) 11:30

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2024年11月1日(金)より、麻布台ヒルズ ギャラリーでは『ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-』が開催される。同展は、世界的に人気のキャラクター、ポケモンを、伝統工芸の素材や技法で表現した作品約80点を紹介する展覧会。2023年に石川県の国立工芸館で開催され、その後日本各地やアメリカでの開催を経て、満を持して東京、麻布台で行われる展覧会だ。

マトリックスのような細かな螺鈿細工で知られる池田晃将や、モチーフはもちろん台座の部分まで一木で制作してしまう福田亨など、超絶技巧の作家作品がズラリとならぶ。 池田晃将《電光投擲捕獲箱》2022年 個人蔵©池田晃将撮影|斎城卓

土や木、金属など、それぞれの作家たちが日頃向き合っている素材を使うと、どのようなポケモンが生み出されるのか?着物や帯留などの伝統の装いや日常を彩る器のなかに、ポケモンたちはどう現われるのか?アニメやゲームでは観たことのない伝統をまとったポケモンたちの表情が新鮮にうつるとともに、今どきの伝統工芸の世界に、新たな興味がわくに違いない。また個々の作家たちがポケモンから得た視点やインスピレーションを、作品にどう結実させるのかも見どころだ。

東京会場では、今までの展覧会をさらにバージョンアップし、数名の作家による追加作品も展示する。どんな作品が追加されるかは、実際に展覧会を見て楽しみたい。

また同展では『ポケモン×工芸展』の作品にインスパイアされたメニューを展開するコラボカフェ「喫茶ポケモン×工芸展」が、東京会場で初めて登場する。純喫茶をイメージしたレトロなロゴが魅力的なカフェのスペシャルメニューは、フード、デザート、ドリンクと前・後期でガラリと変わる。コラボメニューを注文した人には、全作家の作品が掲載されたランチョンマット(非売品)をひとり1枚プレゼント。具体的なメニューや、営業時間は東京会場ウェブサイトで確認を。 ランチョンマット(非売品)

<開催概要>
『ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-』

会期:2024年11月1日(金)~2025年2月2日(日)※会期中展示替えあり
会場:麻布台ヒルズ ギャラリー
時間:10:00~19:00、金土・祝前日は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
休館日:12月31日(火)
料金:一般 1,800 円 、大学1,600 円、高中1,300 円、4 歳~小学生 600 円/ウェブ前売一般 1,600 円 、大学1,400 円、高中1,100 円、4 歳~小学生 400 円
東京会場公式サイト:
https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/kogei-pokemon-ex/

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