通算11勝のうち10月以降は1勝なのはなぜ?小祝さくらが“苦手な秋”に好発進

小祝さくらが“苦手な秋”に好発進(撮影:福田文平)

通算11勝のうち10月以降は1勝なのはなぜ?小祝さくらが“苦手な秋”に好発進

10月17日(木) 17:53

提供:

<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース初日◇17日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6506ヤード・パー72

今季3勝目を目指す小祝さくらが、6バーディでボギーなしの「66」で回り、首位と1打差の3位と好スタートを切った。今季13度目のボギーなしラウンド。北海道出身で猛暑の夏が大の苦手という26歳は、「この時期は暑さもましになってくるし、残り試合も少なくなって終わりも見えてくるので、気合で頑張れますね」と声を弾ませた。



13歳!元サッカー日本代表の長女・三浦由楽も参戦【写真】


日差しは強かったが、この日の正午の気温は26.4度。木陰に入れば涼しい風が吹く。プレーも快調…。だが“異議あり”だ。

1998年度生まれの黄金世代では最多のツアー通算11勝。そのうち10月以降に勝ったのは2022年10月の「スタンレーレディス」の1勝しかない。月別では3月の3勝が最多で、「夏場は暑さでだるかったり、やる気も失せてしまう」と大嫌いなはずの7月、8月にもそれぞれ2勝を挙げている。逆に10月以降は2017年のプロデビュー以降、昨年の「富士通レディース」、22年の「大王製紙エリエールレディス」など予選落ちが6度もある。

どうして最も快適な季節に調子が上がってこないのか…。その理由をたずねると、「この時期はショットが不調に陥るんです。なぜだか分からないけど、曲がってしまう。どうやって打つんだっけみたいになってしまう」と首をかしげる。「今も不調ですね。きょうはロングパットが入ってくれたので、このスコアにつながった。先週、先々週とか結構ひどくて、そういうのもあるんです。でも、ちょっとは良くなって」と話した。

10番から出て、11番の最初のバーディは7メートルをねじ込んだ。4番は5メートル、7番も5メートルをきれいに沈めた。フェアウェイキープ率は42.86%(6/14)で、パーオン率は66.67%(12/18)と確かにショットの精度はいまひとつ。だが、2週前から投入した用具契約を結ぶ住友ゴム工業の新ドライバー「スリクソンZXi LS」の手ごたえは悪くないし、ドライバーと同じモデルで統一していたフェアウェイウッド、ユーティリティのシャフトを他メーカーのものに替えたことで調子は上向いている。「すごくいい感じ。あと1勝できれば」と6月の「アース・モンダミンカップ」以来となる今季3勝目に意欲をのぞかせた。

長いシーズンも終盤戦に入り、オフが待ち遠しい小祝が一番の楽しみにしているのは、毛ガニを食べること。「オフはオフで忙しいので、早くクリスマスが来てほしいです。年末年始が一番好きです。毛ガニを取り寄せてゆっくりしたいです」。今大会を含めて今季も残り6試合。ゆったりと過ごせる年末年始にカニを堪能することをモチベーションに、今年こそ実りの秋にする。(文・臼杵孝志)


<ゴルフ情報ALBA Net>
【関連リンク】
第1ラウンドの結果
ノリノリできつねダンスを踊る小祝さくら【写真】
竹田麗央×小祝さくら×岩井明愛仲良しトリオが懸垂に挑戦
渋野日向子が体調不良で欠場「十分なパフォーマンスを発揮できる健康状態にない」
ALBA.Net

新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ