【写真】自分の洋菓子店を持つ夢を叶えたパティシエ姿の蓮佛美沙子“白井葵”
2025年1月にスタートする夜ドラ「バニラな毎日」(毎週月曜-木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の制作が開始された。本作は蓮佛美沙子が主演を務め、永作博美が出演する“スイーツ・ヒューマンドラマ”となっている。
■“お菓子の魔法”が人々を癒やす物語がドラマ化
原作は、賀十つばさが手掛けた同名小説。パティシエと料理研究家のコンビが大阪の小さな洋菓子店の厨房で始めたお菓子教室を舞台に、五感を刺激する“お菓子の魔法”がそこに集う人々のささやかな幸せを生み出していく様子を描く。
蓮佛が演じるのは、パティシエとして洋菓子作り一筋に生きてきた女性・白井葵。本格フランス菓子への強いこだわりと、他人に頼らず自分に厳しい性格から、周囲に近寄りがたい印象を与えてしまいがちな人物だ。佐渡谷に巻き込まれて始まったお菓子教室で、心に痛みを抱えた人たちと出会い、自分自身を見つめ直していく。
一方、永作が演じるのは、図々しくて陽気な性格の料理研究家・佐渡谷真奈美。大ざっぱで強引な面と、他人の心の痛みに寄り添える繊細な面の両方を持ち合わせる人物で、とある事情から白井を巻き込み、たった一人のためのお菓子教室を始める。
■「バニラな毎日」あらすじ
白井葵(蓮佛)はパティシエとしての修業を積み、大阪で夢だったこだわりの洋菓子店を開いた。しかし、経営はうまくいかず店を閉じることに。そんな白井の前に、癖の強い料理研究家・佐渡谷真奈美(永作)が現れる。
閉店した白井の店の厨房で、“たった一人のためのお菓子教室”を開くという佐渡谷に、しぶしぶ協力する白井。不思議なお菓子教室にやってくる生徒は、それぞれに心に痛みを抱えた人たちだった。お菓子を作り、味わう時間が、孤独な心を優しく包み込んでいく。
■主人公・白井葵役/蓮佛美沙子 コメント
友達でも知り合いでもない人と、一緒にお菓子を作る。そこから生まれるセラピーのような、はたまた“独り”を感じるような不思議で心地よい時間は、心の奥底にしまった宝箱をそっと開けるように、愛おしい感覚をたくさん届けてくれます。
否が応でも頑張り続けなくてはならない、立ち止まることが許されにくい現代で、ほんの少しでも、甘いバニラの香りと共に“誰でもない自分”になれたら。そこから得られるパワーって、実はすごいんじゃないかな、と思う日々です。永作さんと共に、誠心誠意向き合っていけたらと思います。
■佐渡谷真奈美役/永作博美コメント
自然に泣いたり笑ったりする日常…自然に涙がじわっとしたり、不意打ちにフッと笑ってしまってなんだか恥ずかしいような、心が軽くなるようなそんな時間が流れるように、このドラマを届けられたらなぁと思っています。
最初の挨拶であんまり甘いものは好きではありませんが…などと無礼な言葉を発していた私ですが、撮影が始まり、次から次へと出てくる穏やかな香りや美しいお菓子たちに、舌はもちろん、全体的にいい感じにとろけてきてます(笑)。
皆さんの固くなってしまったモヤモヤも溶け出すのは必至だと思います。贅沢な時間をどうぞ楽しみにしていて下さい。
■原作者/賀十つばさコメント
洋菓子店が舞台の「バニラな毎日」は、孤独な環境にあっても頑張っている人たちを描きたい、という思いで書いた小説です。書き始めたら孤独な人がどんどん集まってきて、賑やかな話になってしまいました。
この度ドラマ化されることになり、さらに大騒ぎになりそうです! 洋菓子の歴史が古い関西で映像化されることも楽しみです。小説とはまた味わいが少し違う「バニラな毎日」、どちらも美味しいので食べ比べてみてください!
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