【写真】ドラマの見どころを語る藤木直人
10月18日(金)スタートの藤木直人主演ドラマ「D&D 〜医者と刑事の捜査線〜」(毎週金曜夜9:00-9:54ほか※初回は夜9:00-10:04、テレ東系)の記者会見が10月14日に都内で行われ、藤木の他、共演の寺島進、早見あかり、前田拳太郎、大塚寧々が出席した。
■医者と刑事がコンビを組むヒューマンミステリードラマ
同ドラマは、地域医療が破綻の危機にひんしている街を舞台にした完全オリジナル脚本のヒューマンミステリードラマ。病院再建を期待された医者と、組織に忖度しないベテラン刑事が異色のバディを組み、社会からこぼれ落ちてしまった人々が起こす事件とその背景にある人間ドラマに医者と刑事それぞれの立場で向き合い、難事件を解き明かしていく姿を描く。
藤木は、病院再建に奔走する医者・紙子良を演じ、藤木演じる紙子を捜査に引っ張り込むクセ者刑事・弓削文平を寺島が演じる。また、藤木演じる紙子の同僚看護師・石川咲良役を早見が、交番勤務の警官・牧野真二役を前田が、紙子の先輩の法医学者・譜久村聖子役を大塚が務める。
■藤木直人「紙子という医者は、“一応、医者なんで”が口癖で」
出演が決まった時の気持ちと演じるうえで大切にしていることを聞かれた藤木は「今回の作品が医者役として9作品目となります。研修医から始まったんですが、院長まで登り詰めました。代理ですが(笑)。一人で背負ってるわけではないですが、責任のある役をオファーしていただけて本当に嬉しく思いました。紙子という医者は、“一応、医者なんで”が口癖で。最初に“三流大学出身の三流医者”とツッコまれてるシーンがあるんですが、それで、“一応、医者なんで”っていう口癖なのかもしれないですが。その口癖が第1話に6回も出てきたので、どういうふうに違いを出して表現していくか、そこに紙子の思いを乗せようと頑張って演じたんですが、繋がった映像を見たら3つカットされてました、非常に残念でした」と笑顔でコメント。
続けて、早見は「私は初めての看護師役ということで、どういう役割で立ち回るのかなっていうのに対してドキドキと不安があったんですが、演じてみて、咲良という人間は、紙子先生や弓削さんなど上の人にも言いたいことは物応じせずに言うという強い意志があって、咲良の真ん中にある信念が伝わればわがままにならないかなと。ただのわがままにならないようにしなきゃいけないなっていうふうには思ってます」と語った。
■寺島進「楽しんでやっていればみなさまが気持ちよく見れるんじゃないかな」
前田は、出演が決まった時の気持ちと演じるうえで大切にしていることについて「出演が決まった時は、みなさんと共演できるということで学ぶことがたくさんあるだろうなって思ったし、すごくプレッシャーもありました。なので、最初はすごくドキドキしながらの撮影だったんですが、みなさんがフランクに話しかけてくださったりとかして、現場の雰囲気も明るくて、今は楽しんで撮影をさせていただいています。今回僕が演じる牧野は、素直でまっすぐで、昭和の刑事に憧れている役なので、いろんな事件が起きたりしますが、牧野っていうキャラクターで少しでも明るくできたらいいなって思いながら演じております」と話した。
そして、大塚は「法医学者役ですごく気が引き締まるというか、しっかり向き合わなければいけないなって言う思いでした」とコメント。
また、寺島は「来年、『駐在刑事』(テレビ東京系)が復活するんだな、これはチャンスだなと思いました(笑)。そのためには、今回答えを出さなきゃいけないと思って全力投球しながら、自由人で演じてます。テーマはエンジョイなので、楽しんでやっていればみなさまが気持ちよく見れるんじゃないかなと思っています」と語った。
■大塚寧々「汗だくなのとゴーグルが曇って見えないのとの戦いです」
撮影中の印象的なエピソードについて藤木は「撮影中は撮影に集中してますからね...。でも、クランクインした日に、寺島さんが“今日空いてる?”と声をかけてくれて、拳太郎くんと3人で、寺島さんに焼肉をおごっていただいて、本当にいろんな話ができたので嬉しかったです」とエピソード披露。続けて、寺島が「初日に藤木くんを誘って...」と、藤木と同じエピソードを話し始めると、会場から笑いが起きる。
一方、前田は「僕は寺島さんとご一緒するシーンが多いので、エピソードはいっぱいあるんですけど、寺島さんは、多分僕のこと好きなんですよ!いつもお弁当で肉を食べるんですが、僕がいつも何種類かあるお弁当をどれにしようかなって悩んでるフリをすると、寺島さんが“前田、また肉か!“と話しかけてくれて、“また肉です、若いで!“って答えてお弁当を食べていると、寺島さんが“前田、カルシウム足りなくなるぞ、こい、はい、魚やるよ“と言ってくださって。僕は寺島さんのお弁当をつつきがら、ご飯食べてて(笑)。僕の健康まで気を遣ってくださるので、僕のこと好きなんじゃないかなって。いつも“また前田かよー“とか言ってるんですが、多分好きです」と笑顔で寺島を見ながら語る。そんな前田の話を聞いた寺島は「恋は勘違いって言うからな!でも、肉しか食べないから偏っちゃってる。いつか(体に)ガタがくるからバランスよく食べなきゃいけませんよって言ってます」と返答を。
また、大塚は「私は手術シーンが多くて、マスクもして腕にアームもつけるのでとにかくゴーグルが曇っちゃいます。汗だくなのとゴーグルが曇って見えないのとの戦いです」と話をし、早見は「印象的なエピソードではないですが、1話で藤木さんと寺島さんがすごい格好いいシーンがあって。撮影が朝から夕方くらいまであって、その夕日をバックにお二人がドアップになるシーンがあるんですが、そのシーンがめちゃくちゃ格好いいので、ぜひ見ていただきたいです!」と明かした。
■初共演となる藤木直人と寺島進がお互いの印象を明かす
同ドラマが初共演となる藤木と寺島。共演してみての印象を訪ねられると、藤木は「お芝居を一緒にするのは初めてなんですが、以前やっていたトーク番組のゲストで寺島さんがいらっしゃった時にお会いして。厳しい中にも優しさがある方なのかなっていうふうに勝手に思ってたんですが、ご一緒したら優しさしかなかったです」とコメント。
一方、寺島は「本当に格好いいな、二枚目ってこういう人なんだなって思ってて。それで、違う意味で格好いい寺島が揃ったらもうこれ最強だなと思います!」と笑顔を見せた。
■前田拳太郎「こっちにちゃんと恐怖を覚えてるなと(笑)」
また、10月クールより毎週金曜夜8時から放送中の「ドラマ8」枠を、毎週金曜夜9時から放送スタートの「ドラマ9」枠へ移動後、第1弾となる同ドラマ。そんな枠移動にちなみ、記者から「枠移動に伴い、現場で感じるテレ東の意気込みはありますか?」との質問が。
藤木は「現場がそんなことを感じすぎてたらね(笑)。台本をいかに良いものにして作り上げていくかってことしか考えてないので、そんなに枠が変わったこととかは、考えていないです。でも、日テレさんが金曜ロードショーを放送してる時間なので、あまり強い映画が来ませんように!って祈るばかりです(笑)」と心境を吐露。
そんな藤木の心境を聞いた寺島は「そんな弱気な発言してもらっちゃ困るね(笑)」とツッコみ、前田は「逆に強い映画を当ててきたときは、こっちにちゃんと恐怖を覚えてるなと(笑)」とコメントを。
そして、寺島は「とにかく現場が明るい!プロデューサーから照明部からみんなが明るいし、優しいし、厳しいし、メリハリがある。台本の作り方も、政治の問題など社会問題になっていることや御法度ラインをギリギリまで攻めてくるので、たいしたものです。やりがいがあります!」とテレ東だからこそ感じる現場の雰囲気を明かした。
■藤木直人「あかりちゃんはお酒にめちゃくちゃ詳しくて食べることも大好き」
同ドラマのタイトル「D&D」にちなみ、司会からの質問に対して誰とやりたいかをパネルをあげて、答えていく質問コーナーを実施。
最初に、司会から「藤木さんは、ルービックキューブが得意ということで、この中のメンバーと、1日中ルービックキューブができることになったら誰と楽しみたいですか?」との質問が。
質問を聞いた藤木は「質問が強引すぎます、そんな願望ありません(笑)。でも、早見さん!消去法で、寺島さんと寧々さんはルービックキューブに興味を示さない、めんどくさそうとしか思わないかなと思い、拳太郎くんかあかりちゃんかなと思ったんだけど、あかりちゃんはお酒にめちゃくちゃ詳しくて食べることも大好きなので。だから、美味しいお酒を飲みながらご飯を食べながらルービックキューブができたらなと」と早見の名前が書かれたパネルをあげた。
そんな藤木の回答を聞いた早見は「私、高校生の時にルービックキューブにハマってた時期があります!その時、わりとやってたんですが、一切覚えてないです。全面までは揃えられなかったですが、何面かなら記憶してスピーディーにやってました。でも今は全く覚えてないです」と告白。
そして、司会からルービックキューブを渡された、藤木は華麗にルービックキューブを全面揃え、会場からは歓声と拍手が上がった。
■早見あかり「藤木さんとミット打ちとかやりたいなって思いました」
続いて、早見へ「最近、キックボクシングにハマっていらっしゃるということですが、この中で誰かとキックボクシングをすることになったら、誰と一緒にトレーニングをしたいですか?」との問いが。
早見は「藤木さんです!藤木さんも今、キックボクシングをされてるみたいで、現場でその話をしたので、ちょっとミット打ちとかやりたいなって思いました。最初は運動目的ではじめたんですが、今は強くなりたいと思ってます(笑)」と答えると、寺島が「ちょっと早見さんがシャドーを見せてくるって!」とムチャぶりを。「え、やだ!!」と焦る様子を見せる早見だったが、格好よくシャドーを披露。
そんな早見の姿を見た藤木が「全部持ってかれましたね!さっき、ルービックキューブ揃えたんですよ!!(笑)」と話すと、会場から笑いが起きた。
■前田拳太郎「僕もそろそろ格好いいところを寺島さんに見せたいな」
前田は「空手の段位を持ってる前田さんですが、このメンバーの中で誰と一緒に道場に行って稽古をしてみたいですか?」との質問を聞いて、「もちろん、やっぱり寺島さんです!僕もそろそろ格好いいところを寺島さんに見せたいなと思うので。僕の得意分野で格好いいところを」と笑顔で寺島に語ると、寺島が「じゃあ、ちょっと型を見せてもらいましょうか!」とコメント。すると、「絶対にやらないですよ、やらないですよ!」と言いながら、前へ出てきた前田は、見事な正拳突きを披露し、会場からは大きな拍手があがる。
そして、「写真家としての顔をお持ちですが、この中で誰の写真撮ってみたいですか?」と聞かれた大塚は「本当はこうやってみんなが喋ってるところとかを横からスナップしてっていうのが、1番面白いと思うんですよ、いろんな表情が見れて...。でも、一人選ぶとしたら、前田くん!さっき話をしていたら息子と同い年だったんですよ。なんか、馴染みがあるというか、緊張しなくていいかなと。いろんな表情してくれそうだなって」と明かし、そんな大塚に「息子だと思って撮ってもらいます!」と前田が笑顔を見せた。
一方、寺島へは「お酒がお似合いになるということで、この中で誰とサシ飲みをして語り合ってみたいですか?」との質問が。寺島は「寧々だな!大人同士の会話でもしようぜって感じかな。お弁当のメニューの話とか色々ね」と回答し、大塚は「(寺島とは、お弁当のメニューで)早くできるのはこうゆうのだよとか作り置きしておくのはこうゆうのがいいとか、結構話をしてます」と寺島とのエピソードを披露した。
■藤木直人「少しでも多くの人に届く作品になってくれたらと思います」
会見の最後に、藤木は「スポーツのラジオをやってることもあって、すごいスポーツが好きで、よく見るんですが、筋書きのないドラマや思いがけない展開がスポーツにはあって。僕たちは筋書きのあるドラマを作ってるんですが、スポーツには勝てないのかなって思うこともいっぱいあるんですが、今回この作品はその筋書きがおもしろいドラマだと思っています。そこに僕たちがいかに立体化するというか、肉付けするかっていうことがテーマだと思って、日々頑張って撮影しています。少しでも多くの人に届く作品になってくれたらと思います」と番組を楽しみにしてる方へメッセージを送る。
続けて、「あと、すごく個人的なことなんですが、来週の月曜日10月21日(月)に僕が受けたファイナンシャルプランナーの結果が出ます。で、『D&D』も金曜日がオンエアなので、数字が出るのが10月21日(月)なので、両方ともいい結果だといいなと勝手に思ってます!」と笑顔で話し、会見を締めくくった。
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