10月16日(水) 23:15
カメラのレザーストラップを始めとする革小物や、日用品の開発を行うCACICAが、ベリーショートストラップ「corto(コルト)」を、10月11日(金)より、自社ブランド「ULYSSES(ユリシーズ)」のオンラインショップにて販売開始した。
「なかなか行けない旅先や、二度とないライフイベントに、張り切ってカメラを持って行ったけれど、撮りたい瞬間にカメラをバッグから取り出すより、ついスマホで撮ることを選んでしまった…」そんな経験はないだろうか。
かと言って、長いストラップでカメラをぶら下げておくのも、体の動きの邪魔になったり、ぶつけないように気を使ったり。
今回新登場した、一瞬で長さを調節できるベリーショートストラップ「コルト」6,930円(税込)なら、今までのストラップでは難しかった「胸の前」にカメラを下げておけるので、常に撮る準備が整った状態をキープ。大切な写真をカメラで撮りたい人のために生まれた、シャッターチャンスを逃さないストラップだ。
「コルト」なら、「体の動きや態勢によって、カメラが振り子のようにブラつく」「カメラをベルトのバックルや周囲のものに意図せずぶつけてしまう」「斜め掛けのバッグとラインが交錯して動作を妨げる」といった、長いストラップに付き物だったストレスを、カメラを首から下げ、ストラップの全長を大胆に短くすることでシンプルに解決。
カメラがブラつかず、体との一体感が高まることで、純粋に撮ることに集中することができる。
「サムスライダー」でスムーズに長さを調整
ライブビューで撮影する場合や、撮ったあとにモニターで画像を確認する際には、スムーズにストラップを長くして顔との距離を取ることが可能。ストラップの長さをスムーズに調節できる「サムスライダー」を採用しており、ループに指を入れてスライドするだけで、瞬時に長さを調節することができるので、ストラップの余剰分は本体内にきれいに巻き取られ、余りが発生しない。
調節範囲は62~105cmで、実に43cmもの調節幅あり!縦位置で撮影するときにも十分余裕を持ってカメラを構えられる。ズルズルと伸びていきにくく、好みの長さをキープできるのも「サムスライダー」の特長だ。
また、険しい山道を登ったり自転車に乗るときなどには、前傾姿勢になるため、長いストラップではカメラが振り子のようにぶらぶらしがち。
「コルト」は、斜め掛けにしたうえで短くセッティングすることで、カメラを体に密着させることができるので、機材を周囲にぶつけたり引っ掛けたりするリスクを低減することができる。
足場が悪い場所でも、カメラを気にせずに両手が使えるのも便利だ。斜め掛けのままサムスライダーを伸ばし、撮影に移行することもできる。
最も短くした状態では、手首にひと巻きするだけで丁度いい長さにできて、落下防止に役立つという。
[caption id="attachment_1225532" align="aligncenter" width="600"] 左:グラファイト / 右:ブラック[/caption]
「コルト」のカラーは、グラファイトとブラック。ストラップ本体には、程よいハリがありながら滑りが良く柔らかく、耐摩耗性の高い「本橋テープ」のナイロンが使用されている。
ストラップの先端部分には、ワンポイントとして天然のレザーを使用。グラファイトには姫路のベジタブルタンニンなめしレザー「ロロマ」、
ブラックにはイギリス・セドウィック社の、ハリがあり耐久性が高い革「ブライドルレザー」を採用している。
「コルト」は、リングを介して取り付ける「丸型アイレット」を備えたカメラにのみ適合。キヤノンEOSシリーズをはじめとする「スリット型アイレット」を備えたカメラには使えないので、事前に確認しておこう。
「コルト」の推奨荷重は、1.5kg以下なので、小型のミラーレスやレンジファインダータイプのカメラにオススメとのこと。
ストラップで吊り下げると下に傾いてしまうような、長くて重いレンズを付けたカメラへの装着は、首や胸に食い込みがちになり、あまりオススメできないそうだ。
他にも「コルト」では、金属製のリングがカメラ本体を傷つけないよう、ストラップの先端部にリングガードを設定。リングとカメラ本体の間にリングガードが挟まることで、リング部分が自由に回転しないため、ストラップがよじれないようになっている。
なおリングは、取り付けやすさと強度を両立するため、線径・内径・材質を吟味し、研磨加工を施したオリジナルのものが使用されている。
カメラでの撮影を手軽に楽しみたい人は、ベリーショートストラップ「コルト」をチェックしてみては。
「ULYSSES」オンラインショップ:https://ulysses.jp
(佐藤ゆり)