女優の綾瀬はるかが17日、都内で行われた映画『ルート29』舞台あいさつに共演の大沢一菜、森井勇佑監督と共に出席。大沢からの手紙に涙する場面があった。

【写真】大沢一菜からの手紙に涙を見せる綾瀬はるか

本作は、他者とコミュニケーションを取ることをあまりしない主人公トンボ（綾瀬）が、風変わりな女の子ハル（大沢）を連れて旅に出た先でのさまざまな出会い、そこで次第に深まるハルとの絆によって、からっぽだった心に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間をつづったロードムービー。

舞台あいさつでは、大沢から綾瀬へサプライズで手紙が贈られた。綾瀬は「えっ!？」と驚き、大沢が朗読し始めると「読む前から泣きそう！」と声を上げた。大沢が「まず顔が可愛いです」と口にすると、綾瀬は爆笑。大沢は「いつもチラチラとしか見ることができなかったけど映画の中のトンボさんの顔はしっかりと記憶に残っています。トンボさんという人の顔も大好きになりました。この先もずっと2人の顔が大好きだと思います」と気持ちを伝えた。

さらに大沢は「あと人がすごく良いです」と続け、綾瀬と一緒に食事に行ったときに綾瀬が家まで送ってくれて、母にあいさつしてくれたというエピソードも披露。大沢は「そしてカッコいいです。アクションができたりすることもそうですが、毎日ずっと穏やかで綺麗で笑顔でいることがカッコいいです」と口にし、自分も綾瀬のような人になりたい、と語った。大沢はこれからの目標として「またトンボさんと絶対に一緒に映画に出たい」と意気込み「そのために私もアクションの練習とか頑張るので、その時までお互い元気でまたさらにカッコいい姿になって会いましょう！」と結んだ。綾瀬は終始目に涙を浮かべていた。

大沢が手紙を読み終わると、綾瀬はうれしそうに手紙を受け取り「クランクアップの時もお手紙をくれて。それもすごく感動的で。シャイだったのに、だんだん『トンボさん元気？疲れてない？何かあったらうち来てね』とかどんどん励ましてくれる存在になっていった」としみじみ。大沢のユーモアと愛があふれる手紙に綾瀬は「宝物です。一生宝物にします」と感動していた。

映画『ルート29』は、11月8日より全国公開。

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