アイドルイベント<ONE AND ONLY Vol.4>が、10月12日(木)に恵比寿・LIQUIDROOMで開催された。
“日々新しい存在が生まれて成長していくアイドルシーンを、楽曲、パフォーマンス、トーク、ファッション、ソーシャルなどさまざまな角度で切り取り、次世代の唯一無二、かげがえのない「ONE AND ONLY」を生み出すことを目指す”というコンセプトを掲げる同イベントの第4弾となったこの日には、16組のグループが出演。それぞれが多彩なパフォーマンスを披露し、会場に大きな熱狂を生み出した。
本記事では、同イベントの中盤に登場した27ronron、ideal peco、フューチャーサイダー、群青の世界、ルルネージュのライブレポートをお届けする。
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取材&文:竹内伸一
■27ronron緩急自在の楽しさ全開ステージ
8月にデビューしたばかりの27ronronは、重低音が鳴り響くバキバキの“Kawaii future bass”に乗って、ゆるやかに歌い踊る。わたちゃんこは足をねんざ、もよもくらはせき喘息を患うという悪コンディションだったようだが、2人は常ににこやか。とりとめがないといった雰囲気の2人のやり取りも含めて楽しさにあふれたライブだった。
■ideal peco“最高~!”を引き出した可愛らしさと気品を携えたパフォーマンス
ideal pecoは、弾むようにはつらつとパフォーマンス。ハロウィンを先取りしたような「トゥインクルナイト」では可愛らしさ全開で魅せた。その一方で、白を基調に紺を配した清楚な衣装と、7人のしなやかな身のこなしと所作の美しさからは気品が漂う。激しい動きを見せるパートでも決して荒々しくならず、品よくまとめ上げ、最後にはフロアから“最高~!”の声を引き出していた。
■フューチャーサイダー想いを真っ直ぐに届けて作り上げた熱狂
“全編カメコタイムです。可愛く撮ってください!”の声とともにフューチャーサイダーのライブはスタート。フロアはスマートフォンを構えつつもコールを叫び、ジャンプをくり返すといった具合いに忙しそう。そんな中6人は「マジックシック」「エアラブ」など“キミのありふれた日常に、青春を、今。”のコンセプトどおり、青春感あふれる楽曲を真っ直ぐに歌い上げ、会場の熱気を高めていった。
■群青の世界お披露目の場で全力で見せた大きな成長
9月に新体制がスタートした群青の世界。恵比寿LIQUIDROOMは、初お披露目の場ということで、5人はその日の髪型で登場した。そのパフォーマンスは全力という言葉がぴったりのもの。叫ぶように歌い上げ、手足がちぎれんばかりに全身を使って踊る。さらには5人の動きをしっかりと合わせて見応えのある場面も作り、まだ1ヵ月足らずとは思えない、堂々としたステージングで魅せた。
■ルルネージュ楽しむ気持ちを共有して会場を1つに
前日に澪川舞香が12月2日をもって卒業することを発表したルルネージュ。しかし、4人は“楽しい楽曲を持ってきました!”と軽快に飛び跳ねるようにパフォーマンスをくり広げていく。会場は大きなコールを叫び、サイリウムを打ち振り、一緒になって踊って4人を盛り立てる。メンバーとファンが一体となって残りわずかな現体制でのライブを存分に楽しんだ。
<ONE AND ONLY Vol.4>
2024年10月12日(木)
恵比寿・LIQUIDROOM
■27ronron
SE
OSANPO
Wonder Of Love
MC
RIDE ON MIRAI
RONRON NATION 憲法
MC
OSANPO
MC
■ideal peco
SE
100点の私で会いに行こう
May be Sick
Call my name
トゥインクルナイト
パーティは終わらない
ぺこもるふぉ〜ぜ!
MC
■フューチャーサイダー
マジックシック
ダダダダッシュ!
どんな青を
僕らのプラネット
エアラブ
夢幻マスカレイド
MC
■群青の世界
SE
BLUE OVER
イライト・トワイライ
MC
僕だったんだよ
春夏秋冬
RIBBON
MC
■ルルネージュ
SE
大っ嫌いサマーデイズ
あやふやロマンティック
君レター
MC
ジブンドキ
サマーポニーテール
ひと夏のダイアリー
MC
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