10月16日(水) 12:00
10月11日から3日間の日程で行われた「富士通レディース」(千葉県・東急セブンハンドレッドクラブ)では、山下美夢有が今季初優勝を挙げた。プレーもさることながら、華やかなウェアでも魅了する女子プロたち。そこで編集部が厳選した写真のなかでの、“ベストウェア”を紹介する。
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トータル14アンダーで山下美夢有が今季初優勝を挙げた。
最終組の2つ前からスタートした山下は前半からバーディを量産。11番ホール消化時点でスコアを7つ伸ばし、単独首位に立ったが、13番から連続ボギーをたたくと、ホールアウト時点でトップにたっていた古江彩佳と並んだ。その後古江が17番でバーディとして抜け出たが、18番でボギー山下と古江のプレーオフとなり、2ホール目で古江がボギーをたたき山下がパーとして勝負あり。今季初優勝を挙げ、インタビューでは「今年はなかなか優勝に届かず苦しい戦いが続いていたけど、恩返しすることができてとてもうれしく思っています。残り5試合、自分らしいプレーで優勝を目指してがんばりたい」と涙を流し、終盤戦へ向けて意気込んだ。
都玲華は今大会をトータル6アンダー・21位タイでフィニッシュし、ローアマを獲得。最終日はカーキのモックネックシャツにピンクのスカートでポップなコーディネートでプレーした。まるみのあるピンクのロゴに合わせたピンクのスカートはグリーン上で目を引いた。2024秋冬シーズンテーマである“le passage”は「次のステージへ移行する」という意味。10月29日(火)から開催される自身4度目のJLPGA最終プロテスト前最後のレギュラーツアーの試合にピッタリなウェアで弾みをつけた。試合後、SNSでは「次はプロとして皆様にプレーをお見せできるよう、テストまでの約2週間、しっかり練習して準備したいと思います」と意気込んだ。
米ツアーが主戦場で、今季国内3戦目となった吉田優利は、トータル3アンダー・40位タイでフィニッシュ。初日はベージュのポロシャツにボルドーのスカートを着用。秋らしい暖かいカラーリングで地元のファンの前でプレーした。