比較的年齢が若くても管理職となると、部下との接し方は難しいもの。あしたのチーム(東京)はこのほど、30歳以下で管理職2~3年目の若手管理職「新しい会社のリーダーズに関する調査」を実施。その中の「部下との関わり方」に関する調査結果を公表した。Z世代に近い年代の若手管理職「新しい会社のリーダーズ」だからわかる、Z世代社員との付き合いはというと・・・。
全国の企業に勤める30歳以下の正社員で、部下のマネジメント経験が2年以上4年未満で、直接マネジメントする部下が2人以上いる人を対象とし、216人(男性:143人、女性:73人)が回答(調査は7月10日~15日に実施)した。
まず、肝心なのは社員のヤル気ということで、Z世代の社員のやる気を引き出すのに有効だと思うことを聞くと、トップは「褒めて自信を持たせる」(49.1%)、2位は「『期待している』と励ます」(41.2%)、3位は「確実にこなせる難易度の仕事を与える」(40.7%)となり、ポジティブなフィードバックに関する項目が上位に並んだ。
次に、Z世代の社員と上の世代の社員が良好な関係を築くために、効果的だと思うコミュニケーションの取り方を聞くと、「褒めて伸ばす」「部下の話を最後まで聞く」という回答が多く、反対に、NGコミュニケーションは「感情的な指導」がトップ。叱られることに慣れていないのがその理由だ。「褒めて伸ばす」が大切なのだが、「人前で褒める」「大げさに褒める」のは逆効果になるという。さらに、「プライベートについて聞く」「やたらと飲み会を開く」など仕事とプライベートを区別できない上司は嫌われるようだ。
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