『ソウX』で華麗に復活!“ジグソウ役”のトビン・ベルが語る、生死を賭けたゲームの真意「罠ではなく、試練の場」

「ソウ」シリーズの原点回帰『ソウX』からインタビュー映像が解禁/[c]2024 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.

『ソウX』で華麗に復活!“ジグソウ役”のトビン・ベルが語る、生死を賭けたゲームの真意「罠ではなく、試練の場」

10月16日(水) 20:30

猟奇殺人鬼“ジグソウ”が仕掛ける生死を賭けた戦慄のゲームと予想のつかないストーリー展開で世界中の映画ファンを魅了し、ソリッド・シチュエーション・スリラーの最高峰とも謳われる「ソウ」シリーズの最新作『ソウX』(10月18日公開)。公開が目前に迫った本作から、このたびシリーズを通して“ジグソウ”ことジョン・クレイマー役を演じてきたトビン・ベルが語る特別映像が解禁された。
【写真を見る】82歳のトビン・ベルが、18年前のジグソウを再演!

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『ソウ』(04)と『ソウ2』(05)の間に繰り広げられた、ジグソウのもっとも個人的な“ゲーム”が描かれる本作。末期がんで余命わずかと宣告されたジョン・クレイマーは、藁にもすがる思いで危険な実験医療処置を受けるためにメキシコへ向かう。しかしこの手術は、弱い立場の人々から金を騙し取る詐欺であることが判明。ジョンは復讐のため、自分を騙した詐欺師たちに死のゲームを仕掛けていくことに。

映像のなかでベルは「彼の興味深いところは、実に幅広い分野に精通しているところ。哲学や神学に詳しく、とても博識で知的だ」と、並外れた発想力と技術で数々のゲームやトラップを作り上げてきたクレイマーを称賛。命を粗末にしている者に対して、“ゲーム”を介して気付きを与えようとするクレイマー。「ゲームは罠ではなく、試練の場だとジョンは考えている。誰にでもゲームに勝ち、成功するチャンスがある」と、これが単なる殺人ゲームではないことを主張した。

1作目からジグソウ/ジョン・クレイマーを演じ続けてきたトビン・ベル

さらに第1作から第5作まで編集者として関わり、第6作と第7作、そして今作でメガホンをとったケヴィン・グルタート監督について「とても信頼できる監督。彼ほどこのシリーズを理解している人はいない」と断言。そして「人に考えさせる要素がこのシリーズには含まれている。突然予期せぬ瞬間が訪れ、観客はすべてを理解する。その瞬間が心に響くんだよ」とシリーズの魅力を熱弁。原点回帰にして、これまで以上のサプライズと恐怖が待ち受ける本作。是非とも劇場で、ベルの名演に注目しながらその衝撃を受け止めてほしい。

文/久保田 和馬


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