「全米チャンピオンとしてやっているわけではない」笹生優花のジュニアイベント開催への想い

笹生優花をぐるりと囲む子どもたち(撮影:ALBA)

「全米チャンピオンとしてやっているわけではない」笹生優花のジュニアイベント開催への想い

10月15日(火) 15:00

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6月の海外メジャー「全米女子オープン」で大会2勝目を果たした笹生優花が12日、茨城県・静ヒルズカントリークラブでジュニアイベント「第3回 YUKA MEET&GREET 2024」を開催した。シーズン真っただ中だったが、子どもたちと笑顔あふれる一日を過ごした。



笹生優花との距離が近すぎる…【写真】


ただ、笹生自身としては「時間を“作っている”という感じはないです。時間はありますし、続けていきたいこと」という。クリニックでは子どもたちに指導し、持ち時間として予定していた一人3分を大幅にオーバーするほどの熱心ぶりだったが、それも「教えているという意識はあまりないですね。わたしはティーチングプロでもないし、悩み相談を受けている、という感じ」と話す。

この自然体こそが、笹生の魅力だ。全米V2というタイトルを引っ提げてのイベントにも、「それはもういいから(笑)。“笹生優花”としてやっていて、全米チャンピオンとしてやっているわけではない。そう言っていただけるのはありがたいけれど、自分がやりたいからやっているだけです」。かつてアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)のジュニア大会に出場した経験が、このイベント開催のきっかけになっている。自分が経験させてもらったことを、与える側になった。

楽しい時間を共有したい、というのが軸にある。『笹生優花のどこを見てほしい?』という質問に対しても、「ここは自分のアピールのイベントではないので」と答える。「(ジュニアに)ゴルフにすごく力を入れてほしいというわけではなく、楽しんで、いろんな人たちと会って、これからのことはみなさんが決めること。そのなかでこの一日がいい思い出になればうれしい」と想いを語る。

「できる限り続けていきたい」というジュニアイベント。今回は小学生が対象だったが、年末には中学生対象のイベントも計画中。「短い時間でしたけど、いろんな話もできたので、楽しい一日になりました。元気をもらったので、生かしていきたいですね」と英気を養い、主戦場へと戻った。(文・笠井あかり)


<ゴルフ情報ALBA Net>
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