「踊る大捜査線」をはじめとする「踊るプロジェクト」の最新映画2部作の後編「室井慎次生き続ける者」(11月15日公開)の最新予告編が完成し、同シリーズで最悪の猟奇殺人犯として知られる日向真奈美に扮した小泉今日子と、室井が一緒に生活する少年・リクの父親で刑期を終え出所した柳町明楽役の加藤浩次が出演していることが明らかになった。
2部作の前編「室井慎次敗れざる者」は10月11日、全国381館で封切られ、「『踊る大捜査線』という世界、キャラクターがちゃんと生き続け、時間が進んでいたことに泣きそうになった」「次作を観るまで余韻が残る…」など、SNS上に多くの感想が飛び交っている。そして「室井慎次敗れざる者」の後付け映像にも映り込んでいるが、最新予告編でも小泉と加藤が強いインパクトを放っている。
前編となる「敗れざる者」は、「事件の被害者家族・加害者家族を支援したい」という思いで、少年たちと穏やかに暮らしている室井慎次が、他殺と思われる死体の第一発見者となる。その死体は、かつて室井が捜査副本部長として担当した、レインボーブリッジ事件の犯人だった……。「これは室井さんの事件でもある」「室井よ、警察に戻ってこい」。警察を辞めた室井を、事件が追いかける――。
予告編では、刑期を終えて出所したリクの父親・柳町に、里親である室井が凄まじい勢いで詰め寄っていくシーンを確認することができる。全てはリクを守るため、雪の中で2人の“親”が険しい表情で対峙する。さらに、不気味な笑顔を浮かべ、怪しい動きを見せていた日向杏とガラス越しに対面するのは、最悪の犯人と言われた猟奇殺人犯・日向真奈美。母娘は一体何を企んでいるのか、目を離すことができない。
映像の後半では、センセーショナルな展開とは裏腹に、「おまえたちは大人になる、そこから先は自分の足で歩いていくんだ」「生きる力を持て」と、室井は子どもたちに生き方を説く。また、警察で果たすことが叶わなかった「約束」は生き続けるのか、今後の展開にも注目が集まる。
【作品情報】
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室井慎次生き続ける者
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