10月14日(月) 11:00
国内女子ツアー第31戦「富士通レディース」を終えて、最新のメルセデス・ランキング(MR)が発表された。
MRとは国内ツアー、および海外女子メジャーの順位をポイント(pt)に換算し、年間を通じての総合的な活躍度を表すもの。シーズン終了時に50位内の選手には翌年のシード権が与えられる。また、1位の“年間最優秀選手”には4年のシードが付与される。
今大会でシーズン初優勝を挙げた山下美夢有が200ptを獲得。今季通算を2607.9ptとしてランキング2位をキープし、1位の竹田麗央と約541pt差に迫った。
3位からは岩井明愛(2088.76pt)、小祝さくら(2038.34pt)、岩井千怜(1683.7pt)と続いている。
今回のメルセデス・ランキングに基づき、日米共催大会「TOTOジャパンクラシック」(31日~11月3日、滋賀県・瀬田GC北C)に出場する日本ツアーメンバー35人が決定。すでに米ツアーメンバーとして出場が決まっている古江彩佳、西郷真央を除いた37位までが切符をつかんだ。
ボーダーライン上はし烈な争いとなった。37位は米ツアー2次予選会出場のため今大会をスキップした神谷そら。35位から2ランクダウンとなったが、土俵際で踏ん張った。
川岸史果は40位タイの4.4pt加算にとどまり、38位。わずかのところで涙をのんだ。上田桃子はランキング42位で出場権を逃し、TOTO連続参戦は『9年』でストップすることになった。
今季優勝者の臼井麗香(46位)、新垣比菜(48位)、佐藤心結(52位)も出場権に届かなかった。