アイアンの“ダフリ”は手首が使えていないだけ左手を押し込んで「タテコック」しよう

右足の前までは真っすぐクラブを引き、そこから左手を押し込んでコッキングを行う。始動でいきなりコックを入れると当たらない(撮影:岩本芳弘)

アイアンの“ダフリ”は手首が使えていないだけ左手を押し込んで「タテコック」しよう

10月14日(月) 7:35

提供:

アイアンで最も避けたいミスがダフリとトップ。「どちらも原因はあおり打ちです」と中西直人は指摘する。そして、「ダフる人のほとんどはコッキングができていません」とも。ラウンド前の準備として「タテコック」を覚えよう。



左手を押し込んでタテコック中西直人のスプリットハンド打ちを連続写真でチェック




アイアンのダフリとトップは同じミスなんです。結局、あおり打ちでクラブが下から寝て入ってくるので、先に地面に当たればダフリ、そのままアッパーに打つとトップになります。原因は単純で、手首のタテのコックができていないからです。

みんな体の動きばかりフォーカスしていますけど、コックはすごく大事。テークバックでヘッドをインに引き過ぎて、グローブのロゴが見えちゃう人はコックができていません。右足前までは真っすぐクラブを引き、そこから左腕を押し込むようにしてコッキング。右手はキープです。しっかりコックを入れることで、ダウンスイングではクラブが寝にくくなります。

右手と左手を離して握るスプリットハンドで練習すると、右手をキープしたまま左手を押し込む役割を分けて覚えやすい。そのとき、右利きは右手を使いがちなので、右ヒジが体の正面から外れないように注意してください。


■中西直人
なかにし・なおと/ 1988年生まれ、大阪府岸和田市出身。2010年にプロ転向し、19年にようやく初シードをつかんだ。現在は22年に失ったシード復活を目指し、堀尾研仁コーチのもとでゴルフ理論を改めて勉強し直した。国際スポーツ振興協会所属。

◇◇◇

●どんなに体の動きが良くても、ボール位置が間違っていると真っすぐ飛ばない。関連記事の【片山晋呉が考える“飛んで曲がらない”ドライバーのボール位置は「自分から見てトゥ寄り」】をチェックしよう。


<ゴルフ情報ALBA Net>
【関連リンク】
プロは前傾キープなんて考えてない!中西直人が意識しているテーブルプレーンとは?
片山晋呉が考える“飛んで曲がらない”ドライバーのボール位置は「自分から見てトゥ寄り」
「左足カカト線上っていうけど…」 片山晋呉が“左耳の付け根の下”にボールを置く理由とは?
山下美夢有の高いパーオン率の秘密を直撃!「大き過ぎず滑ってくれるアイアンとしなり過ぎないシャフトがいい」
ALBA.Net

新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ