米ツアー初優勝に王手西郷真央は初の最終日最終組も「やるべきことは変わらない」

西郷真央は初の最終日最終組へ(撮影:GettyImages)

米ツアー初優勝に王手西郷真央は初の最終日最終組も「やるべきことは変わらない」

10月13日(日) 9:30

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<ビュイックLPGA上海3日目◇12日◇チージョン・ガーデンGC(中国)◇6672ヤード・パー72>

西郷真央が1イーグル・5バーディ・ボギーなしの「65」をマーク。トータル18アンダーで単独首位に浮上し、米国女子ツアー初優勝に王手をかけた。



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1番からスタートすると、3番パー4ではおよそ1メートルにつけるショットでバーディを奪い、続く4番パー5ではチップインバーディを披露。サードショットでグリーンを捉えることができず左サイドのラフへ。やや高さのある土手の上からのロブショットはグリーン際に落とすと、そこから傾斜を走りカップに吸い込まれた。

そこからはパーを並べ、迎えた後半の12番ではやや距離の残るバーディパットを沈めると、13番パー5では2オン2パットで連続バーディ。さらに勢いは止まらず、15番ではグリーン外からのバーディパット。下りの難しいラインをしっかり読み切り沈めると、17番パー5は2オンに成功。距離のあるイーグルパットを流し込み静かにこぶしを握った。

競技を終え大会を中継するWOWOWのインタビューに応じた西郷は「ショットの感触はあまりよくなかったですが、ずっと許容範囲に収まってくれていたので、バーディパットを打ち続けることができたことはすごくよかったです」と3日目を総評した。

大きなガッツポーズも見せた4番のチップインバーディは「(ティショットは)風のジャッジミスもあり、パー5でパーオンできなかったことは反省点になりますが、いいアプローチでカバーできたのでよかったと思います」と振り返った。

前半は3番から連続バーディを奪うも、後半12番まではバーディパットを外し、パーを並べる展開が続いたが「(カップが)傾斜に切られていたり、グリーンのコンディションもかなり難しかったので、自分にストレスを与えないように気持ちを切り替えてプレーできた」。焦らず自分のプレーに徹したことで、きたるチャンスをしっかりモノにした。

そして、世界ランキング4位のイン・ルオニン(中国)を1打リードする形で、米国女子ツアーでは初の最終日最終組のラウンドを迎える。意気込みについて聞かれるも「特にやるべきことは変わらないと思う。自分のプレーに集中して頑張りたいです」といつも通り淡々と受け答えた。ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)レースでも首位を走る西郷が、初優勝をつかみにかかる。


<ゴルフ情報ALBA Net>
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