【第1話】から読む。
前回からの続き。私はレイカ、旦那のシンヤと2歳の娘の3人家族です。シンヤはとてもマメな性格で、おおざっぱな私とは大違い。シンヤは「レイカの大らかなところにいつも助けられている」と言ってくれますが、雑すぎる自分がなんだか恥ずかしくなる場面も……。ある日、私は娘を連れてママ友のココネちゃんの家に遊びにいきました。リビングのカーテンが新しいものに変わっていて素敵です。けれどココネちゃんはなんだか浮かない顔をしていました。
シンヤはどんな変化もすぐに気づきます。私が「まぁいいか」と思いながら適当に選んだお味噌も、シャンプーも……。指摘されるたびギクリとします。でもココネちゃんに言わせると、「気づいてくれる旦那さんがうらやましい」のだそうです。
変化を責められているような気がしていたけれど、シンヤとしては変化に気づいたことを伝えたかっただけなのかもしれません。その日の夜、新しいインスタントコーヒーを出すとやっぱりシンヤはすぐに気がつきました。けれど私は……。
たしかにココネちゃんのように旦那さんに変化に気づいてもらえないのも、なかなかのストレスなのかもしれません。一方でうちの夫婦の場合はシンヤがあれこれよく気がつくタイプ。ザツな私はやや後ろめたさを感じていました。でもココネちゃんの話を聞いて、何かと気づいてくれることは、決して悪いことではないと思い直したのです。
ココネちゃんはその後、「気づいてほしいときは自分から言う」ことで問題を解決したようです。私はいちいち指摘されていると思うのをやめ、「気づいてくれたときは感謝を伝える」ことにしました。
繊細なシンヤとおおざっぱな私。これからも夫婦でバランスをとりながら、家族仲良く暮らしていけるといいなと思います。
原案・編集部脚本・motte作画・なかやまねこ編集・井伊テレ子
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