日本勢では3人目の同一大会4勝へ王手古江彩佳が前年のリベンジへ

やっぱり好相性。古江彩佳が大会4勝目へ首位浮上(撮影:上山敬太)

日本勢では3人目の同一大会4勝へ王手古江彩佳が前年のリベンジへ

10月13日(日) 7:59

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<富士通レディース2日目◇12日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6697ヤード・パー72>

富士通所属のホステスプロであり、アマチュア時代を含めて大会3勝を挙げている古江彩佳が6バーディ、ボギーなしの「66」をマークし、トータル10アンダーの首位タイに浮上した。昨年は45位タイに終わったものの、アマチュアだった2019年の優勝から、2位タイ、優勝、優勝と今大会との相性は抜群。日本人としては3人目となる同一大会4勝に王手をかけた。



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5番パー4の2打目を30センチにつけるなど、前半で3バーディを重ねた古江は後半も出だしから10、11番といずれも2.5メートルを沈めて連続バーディ。17番パー3では5メートルを沈めた。「初日はショットが荒れていたんですけど、ボチボチ修正できて、フェアウェイから打つ機会が多く、チャンスも作れたかなと思います」。2日目にフェアウェイを外したのは16番の一度だけだった。

9月の国内メジャー「ソニー 日本女子プロ選手権」から日本ツアーに出場を続け、今大会が5試合目。これまでは初日に好スタートを切りながらも、2日目にスコアを落とすパターンが続いていたが、相性のいい今大会ではしっかり“鬼門”を突破した。

1988年のツアー制施行後、同一大会最多優勝は2001~05年に「ミズノクラシック」(現在の「TOTOジャパンクラシック」)を5連覇したアニカ・ソレンスタムの5勝。日本人選手では不動裕理が「富士通レディース」と「伊藤園レディス」の2大会、福嶋晃子が「NEC軽井沢72ゴルフ」で4勝を挙げている。今週、古江が勝てば、2人に並ぶ同一大会4勝の記録達成となる。

最終日に向けては「回っていく中で、どれだけリズムを作っていけるか、自分のゴルフを落ち着いてできるかだと思います」。リズムを作るカギとしては、2日目に好調だったティショットのフェアウェイキープを挙げた。

昨年は得意の大会で初めて優勝争いに絡むことができず、巻き返しを狙った最終日は悪天候で中止となった。「3日目にプレーできなかったことも含めて、悔しい思いをした分、今年は頑張りたいなと思います」。今年7月に海外メジャー「アムンディ・エビアン選手権」を制し、世界ランキングは日本人最上位の6位。最終プロテスト目前でのアマチュア優勝から5年、日本の第一人者となった古江が大本命として、最終日の18ホールを駆け抜ける。(文・田中宏治)


<ゴルフ情報ALBA Net>
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