「悔しいなぁ…!」頑張ってきたのにあの授乳が最後になるなんて…【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.44】

「悔しいなぁ…!」頑張ってきたのにあの授乳が最後になるなんて…【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.44】

10月12日(土) 12:00

■これまでのあらすじ
5ヶ月前に娘のメメを産んだ母のまろは、激しい痛みに悩まされている。メメの3ヶ月健診で「痩せすぎ」と指摘され、ミルクを必死に飲ませようとしていた頃、初めて歯の痛みを感じた。しかし歯医者へ行くと知覚過敏だと言われたことから放っておいてしまう。その約2ヶ月後、痛みはひどいものになり、食事や睡眠、授乳すらもできなくなってしまう。総合病院への診察を3日後に予約するまろだったが、それを前に症状が最悪なものに。四六時中激しい痛みに襲われ、話すこともできなくなったのだ。そこで救急外来へ行ったまろは検査を受け、痛み止めの点滴をしてもらう。そのおかげで眠れたまろだったが、目覚めると医師から痛みの原因がまだわからないこと、痛み止めが強い薬なので断乳をしてほしいと言われる。いったん実家に帰ったまろは処方された薬を飲んで就寝。しかし起きると、薬のせいで目がぐるぐる回ってしまい…。

■胸が張ってる…


■やっと出るようになったのに…


■あれが最後だなんて…

まろは、この時のことを今でもたまに思い出すそうです。

「あれが最後だってわかっていたら、もう少しあげられたかな?」とか、「笑っておしまいにできたかな?」と思ったり…。

あんなふうに無理やり授乳をやめて泣かせちゃったのが最後だなんて、あまりにもメメがかわいそうで申し訳なかったこと、そして悩んでたくさん時間をかけて授乳と向き合ってきたのとは裏腹に、こんなにもあっけなく断乳をせざるを得ない状況になってしまったことが悔しかったのだと…。

もともと母乳がたくさん出せる体質ではなかったからなのか、急に断乳をしても乳腺炎になることはなかったそうです。3日たった頃には胸が張ることもなくなり、1週間後にはもう母乳が出なくなったそうで、それもまた虚しかったのだとか。

そしてこのお話の中で、このエピソードが1番つらかったと言います…。

この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。

(まろ)

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