【写真】ドラマ初出演の武田真一が会見にサプライズ登場
10月12日(土)スタートの松下洸平主演のドラマ「放課後カルテ」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/※Hulu・TVerでも配信)の記者会見が、10月11日に日本テレビにて行われ、松下と森川葵が登壇。校長先生役の武田真一もサプライズ登場し、撮影時の様子やドラマの見どころをアピールした。
■人気マンガ原作の保健室ヒューマンドラマ
原作は、日生マユの人気マンガ「放課後カルテ」(講談社「BE・LOVE」所載)。世代を超えて多くの読者から愛されている作品の初めてのドラマ化となる。本作の主人公は、学校医として小学校に赴任してきた小児科医の牧野(松下)。文句ばかりで口も態度も大きい問題ドクターだが、鋭い観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来へ向かう子ども達の背中を押す保健室ヒューマンドラマ。牧野と事あるごとに対立する熱意あふれる学校教師・篠谷を森川が演じる。
■松下と森川のセリフの覚え方とは
セリフの覚え方について聞かれた学校医・牧野役の松下は「どういう病気でどういう治療方法があるのかとかは、その都度現場に来てくださっている医療監視の方に聞いて理解した上で覚えるようにしてます」と語り、教師・篠谷役の森川は「学校の勉強方式と同じで、1行ずつセリフを隠しながら、このセリフが来たら何が来るかという感じで勉強のように覚えています」とそれぞれの覚え方を語った。
特徴的なビジュアルの牧野について松下は、「このヘアスタイルとメガネと白衣がないと、全然牧野先生じゃないということが分かりました。メガネを取ると誰か分からないんですよ。松下洸平でもないし、牧野先生でもない。これ誰なんだろう?みたいなのがたまに鏡の中に映っています」と自分しか知らない一面を明かした。
■校長先生役の武田真一も登場
会見中には、緑川校長役でドラマ初出演となる武田真一が登場。武田は「僕は初めての演技経験だったんですけど、とてもとても緊張して、わずか数行のセリフが全然覚えられなくて。松下さんがずっと牧野先生(の役)に入っていたので、僕と対峙する目つきがものすごく怖くて。僕の演技やっぱりダメだったかなとか、何回かNGも出しちゃったので怒ってるのかなと」と撮影時の不安を吐露すると、松下は「怒ってるわけないじゃないですか!仕事です!(台本に)『にらむ』って書いてあったから」と弁解。
そんな武田の演技について松下は「最高でしたよ。僕大好きです。僕のイメージでは、校長先生は学校の太陽のような一番明るい人。生徒も教職員の人たちも照らしてくれるイメージだったので、第一声の言い方やスピード、表情を含めて武田さんにしかできない校長先生だったので、近くで見れてうれしかったですし、またどこかで出てほしい」と絶賛した。
■第2話は「もっと泣ける」
この日は第1話先行試写会も行われ、第1話視聴後の観客を前に森川は「このドラマを見たことがきっかけになって、周りの人で悩んでるかもしれないなっていう人に声掛けをしてみたりとか、みんなが心温まるような行動をする気持ちになってくれたらうれしいです。皆さんの心を温める作品を、この先も届けられるように撮影頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願いします」とあいさつ。
松下は「2話以降も本当に素晴らしい物語がたくさん集まってます。2話がもっと泣けるんですよ。子供たちだけじゃなくて、大人たちの成長物語にもなってますので、ぜひ2話以降も楽しんで、ご家族皆さんでご覧になっていただきたいと思います。体は小さくても、抱える悩みは大人たちと一緒です。そしてそれは1人では絶対に解決できないものだし、周りの支えや家族の支え、友人たちの支えがあって、僕たちはやっと立っていられるっていうことが改めて分かる、そういうドラマになるといいなと思ってます」と力強くアピールした。
また、会見最後に行われた写真撮影の際、笑顔を見せない役どころの松下は、写真撮影では笑顔を見せていいのかどんな表情をしたらいいのかと悩む一幕もあり、会場からは笑いが起きた。
◆撮影・取材・文=水沢あすみ
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