10月12日(土) 12:15
金物の街「播州三木」にて明治28年に創業した老舗工具刃物メーカー「神沢鉄工」が、クラウドファンディングで400名以上、560万円の支援を集めた新作「FEDECAのこども包丁」の一般販売を、“刃物の日”である11月8日(金)に、FEDECA公式オンラインストア「FEDECA STORE」および全国の小売店にて開始する。
こども向けの包丁といえば、見た目がこどもっぽいものがほとんど。安価なものは品質もそれなりで、せっかく買ったのはいいけれど、大きくなったら役目を終えてしまうことが多い。
そんな背景から、安全性に配慮しながら、スタイリッシュなデザインと本物の品質で、大人になっても使い続けられるような包丁をつくりたいという思いから生まれたのが、「FEDECAのこども包丁」だ。料理という新しい体験との出会い。最初の一本こそ、本物を使ってほしいとの思いが込められている。
入学祝いや孫へのギフトにもおすすめ
こどもたちにとって、消耗品ではない、一生ものの包丁を贈られることは、大人として認めてもらえたという「自立」の象徴になる。
その包丁を長く使い込んでいくことによって、こどもたちにとって大切な存在となり、自然と物を大切にする心が育まれるだろう。それはまさに「愛着を育てるもの」だ。
こうして自分で使い込んだ包丁を、将来そのこどもにバトンとして渡していけたら。そんなストーリーとともに、「FEDECAのこども包丁」は、小学校入学のお祝いや、ハーフ成人式のお祝い、祖父母から孫へのギフトにおすすめだ。
本物品質でも安全。使いやすさを追求
「FEDECAのこども包丁」は、最初の一本こそ本物を、という思いから、鋼材には本職向け和包丁にも使われるステンレス鋼「銀紙3号」を採用。実はよく切れる刃のほうが余計な力が要らず安全なのだという。
さらに、こどもが使いやすいよう隅々まで工夫が施されている。
小さい手でも扱いやすい全長22cm・刃渡り約10cmのコンパクトサイズ。先端を丸くし、使用時も見た目もやさしく。突起があるため滑りにくく、やわらかな曲線のハンドル。凹凸のついた“名栗”ハンドルは、さらに滑り止め効果が高いという。
カドがなく、扱いやすいというこども包丁としてのデザインは、大人にとっても嬉しい特徴だ。
キッチンの狭いスペースでの作業や小さな食材のカットなど、多くの場面でさっと使える絶妙なサイズ感で、大人になっても活躍してくれる一生もののこども包丁となっている。
「FEDECAのこども包丁」は、プレーン、名栗の2種類の形状に、カラー展開を加えた8種類のラインアップ。
また、ハンドルとの組み合わせを楽しめる専用のレザーケースも3色用意。ケースの素材にもこだわり、姫路レザーを採用した。使い込むほどに経年変化を楽しめる。
持ち運びに便利で、アウトドアでも活躍するアイテムとなっている。
「FEDECAのこども包丁」は、ずっと安心して使ってほしいという思いから、いつでも何回でも刃研ぎを無料で受け付ける。
また、ハンドル部分も修理・交換可能だ。
こども用包丁=切れない=ケガをしない安全な包丁、と思う人も少なくないかもしれないが、食材を切るための道具として、切れないことは安全であると一概にはいえないという。切れない、もしくは切れにくい包丁を使うと、無理に押し切ろうとしてかえって危険な場合がある。神沢鉄工では、正しい力加減で包丁を扱うために「よく切れる」ものをすすめている。
商品の価格は、「プレーンホワイト」11,000円(税別)、「名栗ホワイト」12,500円(税別)、「プレーンブラック」11,000円(税別)、「名栗ブラック」12,500円(税別)、「プレーンブラウン」11,000円(税別)、「名栗ブラウン」12,500円(税別)、「マルチカラー2024」12,500円(税別)、「マルチカラー」12,500円(税別)。
レザーケースは「キャメル」「タン」「ブラック」の3色があり、各色3,000円(税別)。
大人になってもずっと使える、一生もののこども包丁を、この機会にチェックしてみては。
FEDECA STORE:https://store.fedeca.com
(江崎貴子)