年収1000万円男「専業主婦のヨメの機嫌が悪い」にシンママグラドルがダメ出し。一瞬で解決できた方法とは

※写真はイメージです。

年収1000万円男「専業主婦のヨメの機嫌が悪い」にシンママグラドルがダメ出し。一瞬で解決できた方法とは

10月11日(金) 15:53

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2023年7月末に未婚で出産し、シングルマザーとなった現役グラビアアイドル兼ライターの筆者(吉沢さりぃ)。

息子氏は1歳2か月を迎えて急に歩くようになり、機嫌がいいときは「まんま!」「わんわん」「にゃんにゃん」などの単語を話すようになった。日に日にコミュニケーションが取れるようになり、可愛さは増すばかりだ。

年収1000万円の男友達が「ヨメの機嫌が悪くて困っている」

そんな筆者のところに男友達から珍しくLINEがきた。その内容は「うちのヨメが子育てに疲れているのか機嫌が悪い」というものだった。

正直、「そんなこと私に言われても……」と思ったが、ちょうど寝かしつけが終わり暇だったので、詳しく話を聞いてみた。

ちなみに彼は年収1000万円あって、奥さんは専業主婦。「ヨメには何不自由のない暮らしをさせている」という。彼いわく「なんでうちのヨメより酷な環境の吉沢が楽しそうにしていて、うちのヨメがイライラしているのかよくわからない」ということだった。

何だか褒められてるのか、貶されているのかよくわからなかったが、今回は、彼の奥さんの機嫌をよくするためにはどうしたらいいのか、私なりの考察を書いていきたいと思う。

ママの機嫌をよくするためにはどうしたらいいのか?

世界中のママと話したわけではないが、機嫌のいいママは、みんなお金を持っているように感じる。ただ、ここで勘違いしないでほしいのは、お金を持っている=旦那さんの稼ぎがいいとか、実家が太いとか、そういう話ではない。

「自分で自由に使えるお金を持っている」ということだ。

自分の仕事で稼いだお金、主婦ならば旦那さんからもらうお小遣い、お金の出どころはどこでもいいが、友達とお茶をする、居酒屋に飲むに行く、美容院に行く、子どもにガチャガチャを引いてあげる、そのくらいのことを自分の意思で出来るならば、そんなに機嫌が悪い人には会ったことがない。

年収1000万以上だけど奥さんのお小遣いは実質ゼロ

この話を彼にすると「俺は年収1000万だし、お金の苦労はさせていない」とドヤ顔だった。確かに、いい家があって、子どもは私立の学校に行って、年に何回か旅行をしている彼の家は、全く不自由ない暮らしだろう。

だけど、奥さんのお小遣いは毎月ゼロだというのだ。家族カードを持たせているようだが、レシートのチェックもしているという。

「え、じゃあ美容院とかマツエクとかネイルは?」と聞くと、「服は俺が選んでネットで買ってあげているし、美容院はショートだから、カラーリングとかは薬局で売ってるので染めればじゅうぶん。マツエクやネイルなんて必要ないだろ、母親に」と、またもドヤ顔。こりゃダメだ……。

お金はあるけど自由に使えるお金のない切なさ

筆者も前にお金持ちと付き合ったことがあるが、生まれてはじめて「さりぃちゃんのことは僕が養うからね」と家族カードをもらった。

「生活のためにする仕事はしなくて良い。好きな仕事だけしなよ」と言われて「よしゃーーー!」と強めのガッツポーズをしたのを今でも覚えている。

だが、蓋を開けてみると、カードは何に使ってもいいわけではなかった。

たとえば、美容院は彼の指定したところならいいけど、それ以外はダメ(メニューも許可制)。整体や整骨院はいいけど、エステやスパはダメ。私が欲しい服を買うのも、ネイルもダメ。飲み代に使うのはもちろんダメ。

「そういうのは自分で稼いだお金でして」

つまり、勝手にカードを使える場面がほとんどないのだ。タクシーは使っていいけど、飲んだ帰りはダメ、長距離もダメだった。

友人の誕生日に「お祝いをしたいからデパ地下でいろいろ買いたい」と伝えると許可を得られたので後日レシートを提出したところ、「このケーキは自分で買わなければダメじゃない?」「ワイン2本はやりすぎじゃない?」と小言の嵐。そして、最終的にはカードを没収されてしまったのだ。

つまり、相談してきた彼の奥さんは、当時の筆者のような状況で「お金はあるけどない」んだと思う。

お小遣いをあげるようにアドバイス

「じゃあ具体的にどうしたらいいんだ?」と聞かれたので、筆者は「いちいち用途を聞かないで、お小遣いをあげなよ。『好きなことに使え』って」と答えた。

1000万も稼いでいるくせに「1万円くらい?」と寝ぼけたことを言うので、せめて3万円はあげて欲しいという思いから、すこし多めに「5万!」と強く言った。

東京で1万円ポッキリで出来ることって、あまりに少なすぎますよ……。

後日、彼は男気を発揮して、6万円を奥さんに渡し、ワンオペで丸一日子守りをしたところ、「すんごい機嫌が良くなって綺麗になった!」と喜んでいた。

奥さんは半年ぶりに自分の好きな美容院に行って、まつげパーマをかけて、好きな洋服を買ったらしい。彼は奥さんには専業主婦でいて欲しいらしく、今後は「必要経費として、きちんとお小遣いを渡すと決めた」そうだ。

家庭でそれぞれ金銭事情が違うので、一概に「専業主婦には小遣いを5万!」とは言えないが、少なかろうと誰かにお伺いを立てずに使えるお金を持っているか、いないかは大きいと思う。

結婚やパパのいる家庭や、養ってもらえることに対する憧れはあるが、自由に飲みに行くお金がなくなったら……と天秤にかけると、「シンママでいいかも」と思ってしまう。

奥さんに自由に使えるお小遣いをあげていないという人は、ぜひ試してみてください。「そんなにお小遣い渡せるほどお金がない!」という人は、また別の機会に考えましょう(笑)。

<文/吉沢さりぃ>

【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『 現役グラドルがカラダを張って体験してきました 』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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