10月11日(金) 17:24
<ビュイックLPGA上海 2日目◇11日◇チージョン・ガーデンGC(中国)◇6672ヤード・パー72>
ラウンド中盤で4連続バーディを奪うなど好調に見えた渋野日向子だったが、結果的にはひとつ伸ばすにとどまり、トータル3オーバー・63位タイに終わった。
大会を放送するWOWOWのインタビューに答えた渋野。「ショットは本当に悪くないなと思うのが多かったので、(パッティングが)入らないのがもったいないなと思います」。初日から苦戦しているグリーン上での修正は、思ったより機能せず唇を噛む。
10番スタートで11番で早速ボギー。ところが14番でひとつ取り返すと、17番から連続バーディで折り返した。後半も1番から連続バーディ。4連続バーディで一気に通算イーブンまで復活したが、その後の展開が悔やまれる。
「パッティングが入らなかった。ボール一個分もう少し読めていたら」。読みの面で苦戦が続く。最終ホールとなった9番パー4ではバンカーからの2打目を左サイドのレッドペナルティエリアに打ち込みダブルボギー。「もう少しアンダーを出せるようにがんばりたいです」と声を絞りだ出すほど、かみ合わないラウンドに疲れがにじむ。
上がりホールはもちろん納得のいくものではないが、ショットに気持ち悪さは感じていない。「途中いい流れがあったので、しっかりそれをあした以降に持って行けたら。あと2日、悔いの残らないようにがんばりたいです」と、今度こそビッグスコアを目指す。