前回からの続き。私は専業主婦のココネです。夫トモキと2歳の娘セリナと暮らしています。トモキは優しく子育てに協力的だし、可愛いセリナもすくすく成長しています。しかしそんな幸せな日々にもちょっとした悩みが……。それは夫のトモキが「何も気づかない人間」だということ。私が髪を切っても新しい服を着ていても、街の光景が変わっていても、お醤油やシャンプーを変えても全く気づかず……。さすがにどうなの?と思いはじめました。
カーテンの色は以前のものとは明らかに違います。たまに遊びにくる程度のレイカちゃんですら、すぐに気づくほどなのに……。レイカちゃんに「どうしたの?」と聞かれ、私はトモキが全く気づいてくれないという話を打ち明けました。
子どもたちが仲良く遊んでくれている間、私はレイカちゃんとお茶をしながらここぞとばかりにグチりました。するとレイカちゃんは思いがけないことを言ったのです。「うーん、うちの旦那はむしろ、気づきすぎるんだよね……」
ママ友のレイカちゃんはニコニコと笑いながら私のグチを聞いて「可愛いじゃん」と言ってくれました。レイカちゃんは旦那さんに対し、逆に「気づかないでほしい」と思っているのだそう。あまり細かいところまで気づかれると、いちいち自分の行動を指摘されているような気がして疲れるのだとか。
まさか「気づかないでほしい」という悩みがあるとは……。うちとはまるで正反対。夫への不満はそれぞれ違うものなんだなぁと思います。レイカちゃんとはお互いに「ないものねだりなのかもね」と笑いあったのでした。
【第3話】へ続く。
原案・編集部脚本・motte作画・なかやまねこ編集・井伊テレ子
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