【写真】「東京サラダボウル」に出演する松田龍平
2025年1月7日(火)にスタートするドラマ10「東京サラダボウル」(毎週火曜夜10:00-10:45、NHK総合ほか※NHK BSP4Kでは毎週火曜夜6:15-7:00)の制作が開始された。奈緒、松田龍平のダブル主演で描く社会派エンターテインメントだ。
■異色のコンビが“言葉”と“心”に向き合うストーリー
本作は、漫画「クロサギ」の作者・黒丸氏が描いた新作「東京サラダボウルー国際捜査事件簿ー」をドラマ化。今やおよそ70万人の在日外国人が暮らし、異なる言語、食、文化が同居する“サラダボウル”の東京を舞台に、“ミドリ髪”の国際捜査の警察官・鴻田麻里(奈緒)と“ワケあり”の通訳人・有木野了(松田)のコンビが異国で生きる葛藤に出会い、日本社会からこぼれ落ちそうな人生を拾っていく姿を描く。
“一つの言葉”への理解が、“誰かの人生”への理解につながるかもしれないという、“言葉”と“心”に向き合う物語だ。
■「東京サラダボウル」の物語
警視庁の中国語通訳人・有木野は、容疑者聴取を終えた昼下がり、新宿のど真ん中で“サソリ”を食らう“ミドリ髪”の女性を目にする。その風変わりな女性は、実は国際捜査の警察官・鴻田だった。
外国人も日本人も関係なく、ぐいぐい人への興味を示す鴻田に対し、できるだけ他人と距離を置きたい有木野は、とても異なる者同士。だが、失踪した観光客の捜索から、国をまたいだ密輸ビジネスに至るまでさまざまな案件の捜査の合間、各国の食を共に食べるうちに、“胃”の合う絶妙コンビに変化していく。
ある時2人は、オーバーステイになった在日外国人を狙う“ボランティア”なる組織と対峙(たいじ)することに。それによって“パンドラの箱”は開き、鴻田は有木野が過去に抱えていた悲しい出来事を知っていく。
■鴻田麻里(こうだまり)役・奈緒コメント
自分の無知と向き合うのはいつだって怖いけれど、自分の心の目で見るまで決めつけない鴻田さんを通して、無知の怖さに立ち向かい想像し続ける勇気をもらいました。個性豊かなサラダボウルになりそうです!
レタス頭で皆さんとお会いできることを心から楽しみにがんばります。きっと届きますように。
■有木野了(ありきのりょう)役・松田龍平コメント
「東京サラダボウル」で、通訳人・有木野を演じることになりました。色んな事情を持った外国人でにぎわう東京でレタス頭の鴻田に連れ回されながら、凍った心を溶かしていくような役です。
色んな国の言葉が飛び交うだろう撮影を今から楽しみにしています。
■原作・黒丸氏コメント
漫画連載が始まったとき、多くの人から「こんな難しいテーマ、よく描くね」と言われました。ドラマ化のお話を頂いたとき、私も「こんな難しいテーマのドラマに挑戦してくださる方々がいるとは!」と思いました。
テーマ、登場人物、そして言語…ドラマ化にあたり大変な労力が必要になるであろうこの作品に、素晴らしいスタッフ、最高にすてきなキャストの皆さまが大勢携わってくださり、胸が熱くなる思いです。
奈緒さん、松田龍平さんはじめキャストの皆さまにはのびのびと演じていただきたいですし、視聴者の皆さまには、制作陣の豊富な取材と鋭い視点で描かれるドラマを楽しみにしていただきたいです。私も一視聴者としてワクワクしています。
■演出・津田温子氏コメント
生まれも育ちも価値観も何もかも違う人間同士が心地よく、存在できる世界。ソラマメ、トマト、キュウリのように味も個性もバラバラでも大きなレタスの葉で包まれたら、それはサラダボウルとなって、それぞれの個性が生きた料理になります。
もし、大きなレタスの葉からこぼれ落ちそうな野菜(=人)がいたら、手を引っ張ってでも、レタスの葉の上にのせてあげたいし、そんな社会であってほしいと願いを込めて、撮影に臨みたいと思います。
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