◆【海産物や和菓子が盛りだくさん】島根のアンテナショップ「日比谷しまね館」(日比谷)
地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分!東京の日比谷にある島根県のアンテナショップ「日比谷しまね館」は、「島根とのご縁を結ぶ場所」をコンセプトに、豊かな自然が育む山の幸や海の幸など、島根のアイテム1200品目以上を揃える。併設のカフェで名物・のどぐろ丼やソフトクリームを食べたり、生産者による試食販売やモノづくりのワークショップに参加したり、知らなかった島根の魅力が再発見できそう。
◆アンテナショップのスタッフに聞く、「日比谷しまね館」のここがスゴイ
写真上/島根の食や工芸品が堪能できるショップには、観光案内所も併設されている、 左下/バニラや蜂蜜のような味わいに加え、上品で濃厚なモルト香が特徴の「右田 ピュアモルトウイスキースタンダード」(700ml 4950円)など、島根県限定のウイスキーも、右下/旬の逸品や目新しいお菓子が見つかる、季節のお菓子コーナー
島根県初のウイスキーや連日開催されるイベントに注目
日本海と中国山地に囲まれ、宍道湖と中海のふたつの湖を有する島根県。「日比谷しまね館」には、海産物の干物、「赤てん」や「あご野焼」などの練り物、出雲そばや和菓子といった特産品、陶器やめのう製品など工芸品と、幅広く取り揃える。
「島根の魚と言えば、日本海で獲れるトビウオやのどぐろとカレイ。冷凍コーナーには、のどぐろの切り身や姿煮、一夜干し、カレイの一夜干しなどが並んでいます。全国一の収穫量を誇る宍道湖のシジミ。味噌汁やすまし汁はもちろん、特大粒なので酒蒸しなどにするのもおすすめです。
島根県は、日本酒発祥の地とも言われていて、地酒のコーナーには、30酒造の日本酒を揃えています。『李白 純米吟醸』(720ml 1925円)や『玉鋼 大吟醸』(720ml 3960円)など、県外では希少な日本酒も。ウイスキー蒸溜所が手がける島根県初のウイスキー『右田(みぎた)』に出会えるのも、県外ではここだけです。
和菓子と抹茶の茶会といったご縁カフェでの茶寮や、しめ鯖かまぼこやさしみ醤油キャラメルなど生産者やメーカーさんによる試食販売会と、さまざまなイベントで盛り上がっています。手毬アクセサリー作りや、ハチミツを使ったリップクリーム作りなどのワークショップも人気です。最新情報はSNS等でご確認ください」(店長・和田知世さん)
◆「日比谷しまね館」に行くべき3つの魅力
産地直送の「木次パスチャライズ牛乳」を使った「島根のミルクソフト」(450円)
【1】濃厚でやさしい甘さのミルクソフトに癒される
ショップに併設されている「ご縁カフェ」のカウンター席で味わいたいのが、「島根のミルクソフト」。自然豊かな奥出雲地方で飼育されている牛から搾った「木次(きすき)パスチャライズ牛乳」を使用した、濃厚でやさしい甘さのソフトクリーム。また「地酒呑み比べ3種セット」(1100円)やあご野焼などが付いた「おつまみセット」(600円)を楽しむこともできる。
※メニュー内容は変更の可能性があります
釜で14時間かけて乾燥させることでカリッとした歯触りが楽しめる「薄小倉」(1個140円)と、梅の実を丸ごと漬けて、やわらかい求肥で包んだ「かこい梅」(1個162円)
【2】定番から季節限定まで和菓子が充実
茶の湯の文化とともに発展し、“日本三大菓子処”に数えられる、島根県の松江。店内には、和菓子を中心とした菓子類が充実。彩雲堂の「若草」(6個入り1360円)、風流堂の「山川」(1枚入り1058円)、三英堂の「菜種の里」(1枚入り972円)の“三大銘菓”をはじめ、桂月堂の「薄小倉」や「かこい梅」など、1個から購入できるの和菓子があるのも嬉しい。菓子を通して四季を感じられるのも島根の魅力。季節のお菓子のコーナーでは、その時期限定のお菓子に出会えるのでぜひチェックを。
12種類の「姫ラボ」コスメに出会えるのは、都内ではここだけ
【3】島根の美肌の湯を配合したコスメ「姫ラボ」
約1300年の歴史がある美肌温泉として伝えられている松江市の玉造温泉。こちらの温泉水を配合したスキンケアシリーズ「姫ラボ」を目当てに訪れる女性も多数。リピーター続出のオールインワン「姫ラボゲル」(100g 2750円)や化粧水「玉造キラキラミスト」(80g 1180円)をはじめ、新しく登場した高保湿ゲル「姫ラボゲル~クリセラ~」(100g 3850円)にも注目を。そのほか、姫ラボ石鹸やフェイスパック、ボディローション、ハンドクリームなど12種類がラインナップ。島根の湯が美肌を叶えてくれるかも!?
◆お土産に!「日比谷しまね館」の売れ筋商品ベスト3
「なうなう赤てん 真空」(5枚入り804円)
【1位】江木蒲鉾店「なうなう赤てん」
日本海をのぞむ町、浜田市で70年以上前に誕生した島根のソウルフード、赤てん。魚のすり身に唐辛子を混ぜ、パン粉をまぶして揚げた蒲鉾は、ピリピリ感とサクサク感がやみつきに。オーブントースターやフライパンで加熱したあと、マヨネーズや生姜醤油で味わうのがおすすめ。
「奥出雲生蕎麦」(2人前つゆ付き756円)
【2位】本田商店「奥出雲生蕎麦」
“日本三大そば”に数えられる、出雲そば。自家製粉の全層挽きそば粉を使用したこちらのそばは、いちばん栄養価の高い甘皮部分まで製粉を行うため、そばの色は濃く、風味豊かでのど越しがよい。生そばなので3分程度で茹で上がる。出雲地方の一般的な食べ方は、丸い漆器にそばを盛り薬味やそばつゆをかけて食べる割子そば、または釜揚げそば。ネギやもみじおろしと一緒にどうぞ。
「のどぐろネタ12切」(1512円)
【3位】日本海「のどぐろネタ12切」
“日本海の赤い宝石”と呼ばれる、島根県の高級魚・のどぐろ。こちらは、脂ののった鮮度抜群ののどぐろを、自宅で気軽に楽しめる切り身のセット。どんぶりご飯の上に流水解凍した切り身を並べれば、名物・のどぐろ丼のでき上がり。別売り「のどぐろ丼のたれ」(410円)をかけて味わうのがおすすめ。「ご縁カフェ」では、しじみ汁と漬物が付く「のどぐろ丼セット」(1300円)を提供中。
◆読者が選んだイチオシグルメ
「飛魚あご野焼」(260g 648円)
【島根県・松江市東出雲町】寿山商店「飛魚野焼」
島根県の特産品・あご野焼き。日本海で獲ったトビウオをすり身にし、金の棒に直径5cmほどに練り付け、くるくると回しながら炭火で焼き上げたもの。出雲の料理酒「出雲地伝酒」をすり身に加えて焼いたこちらは、香ばしい香りに加え、うま味とコクが堪能できる。
読者の口コミ情報
「うちの社長が鳥取出身で、お土産でいただきました。こんなにしっかりとした歯ごたえと旨味のあるちくわがあるなんて、と感動しました」(白りんごさん)
「魚嫌いでもおいしくいただける。香ばしい」(あめりかんさん)
【関連記事】
・
夏といえばかき氷、花火、水族館!都内&東京近郊の夏のお出かけ・イベントガイド2024
・
かまぼこと言えば!伝統の山口名物・白銀
・
レモンの皮がアクセント!広島レモンケーキ