健康になるためにはどうしたらいいか。結論はいつの時代でも同じだ。適度な運動、早寝・早起き、脂質が少なく野菜多めの食事などなど……とはいえ「生活習慣を整えればいい話じゃないか」という正論パンチをかわしつつ「そうはいうけど」と上目遣いで言い訳してしまうのが人情というものだ。
だからといって、誘惑に負けてお菓子や揚げものばかりを食べようものなら、体重・体脂肪や自責の念が増えるばかり。健康と欲望、この2つを両立させる方法はないものか。製菓メーカー大手の「明治」が答えを出した。
10月1日に明治が発売した「チョコレート効果 カカオクランチ大袋」は、カカオポリフェノールが豊富なチョコ菓子「チョコレート効果」の新作。高カカオはそのままに、全粒粉を組み合わせたヘルシーさが売りだということで、さっそく味わってみた。
まずパッケージがいい。チョコの後ろには麦の写真が添えられ「食物繊維たっぷり」とある。「甘さ控えめ&ヘルシー」とも書いてある。思わずこちらも「頼むぞ」と頷く。一方で、ヘルシーはいいけど味がね……というのも世の常だ。だが、個包装を開け、ぬめり感のある四角い塊を口に運ぶと、疑いの霧が一気に晴れた。
表面には岩のように凹凸があり、一見すると硬そうだ。だが、勢いよく歯を突き立てると、抵抗なくかみ切れた。かむほどにじわりとカカオの風味が鼻腔(びくう)をくすぐり、飲み込んだあとにも上品な苦味はしばらく口の中に残る。大人のお菓子、という言葉が頭に浮かんだ。本商品の開発者によると、成形にあたりカカオポリフェノールの量に大変苦労したという。
再びパッケージを見る。飛び込んでくる「食物繊維たっぷり」と「カカオポリフェノール 1袋(180g)当たり2946mg」の文字。これなら罪悪感なく間食を楽しめる。
注意点は「カカオ慣れ」しているかどうかだ。ミルキーで甘い、チョコ菓子本来の味を期待するとしっぺ返しを食らう。あくまで、芳醇なカカオの味を売りにする「チョコレート効果」の一種であることを忘れずに。
「チョコレート効果 カカオクランチ大袋」は10月1日より東日本限定で発売しているので、ぜひ手に取ってみてはいかが?
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明治「チョコレート効果」