【写真】シリアスな表情を浮かべる石田ゆり子<望み>
堤幸彦監督が、推理作家・雫井脩介のベストセラー小説を映画化し、堤真一や石田ゆり子らが出演するサスペンス映画「望み」が「シネマクラッシュ」(毎週月曜、夜7:00-8:54、BSテレ東※)にて、本編ノーカットでテレビ初放送される。本作初の本編ノーカット・無料放送にあたり、番組プロデューサーから映画の見どころや作品のテーマついてコメントが寄せられた。(※放送枠拡大に伴い、通常枠と異なる夜6:50から放送)
■切ない真実が放つ暖かな光に魂がむせび泣く、サスペンス・エンタテインメント
本作は、レビューサイト「ブクログ」のアンケートで、驚異の読者満足度100%を獲得した雫井脩介の同名ベストセラー小説の映画化。頼りがいのある父・石川一登を堤真一、優しい母・貴代美を石田ゆり子が演じる。また、サッカーに打ち込む高校生の息子・規士は水上恒司、成績優秀で明るい中学生の娘・雅を清原果耶が演じるなど、経験豊富な俳優陣が出演する。
物語は、幸せな一家の歯車が息子のケガをきっかけに狂っていく様子を描く。
ケガをきっかけに夢を諦めた規士(水上)は、両親に反抗的な態度をとり夜遊びをするようになる。そして、規士が姿を消したその日、彼の友人が殺害される事件が起こる。さらに事件には3人の少年が関わり、もう一人殺されたという噂が広がる。事件に規士が関わっている可能性が高いことが知れ、家族は世間からの誹謗中傷、職場や近隣の人々の手のひら返し、マスコミの容赦ない追及を受けることになってしまう。
規士が姿を消したのは殺人犯だからなのか、殺された被害者故なのかもわからない混乱の中、残された家族それぞれの「望み」がぼたんの掛け違いのように交錯していく…というストーリーが展開されるサスペンス・エンタテイメント作品となっている。
■「揺れ動く家族と周りの人々から最後まで目が離せない」番組プロデューサー・五十嵐氏コメント
毎週月曜日の夜、洋画を中心に多彩な映画をお届けしているBSテレ東「シネマクラッシュ」が、月曜がお休みになるマンデーホリデイに話題の邦画を放送する特別企画。記録的な酷暑を記録した夏もようやく終わり、涼しさが戻ってきたスポーツの日の夜にお送りするのは、「犯人に告ぐ」「検察側の罪人」等で知られる推理作家、雫井脩介さんのミステリー小説を堤幸彦監督と豪華俳優陣が見事に映像化した「望み」です。無料テレビ初放送、本編ノーカットでお届けします。
テーマは「家族」。一人の高校生が行方不明に。加害者だから逃げているのか、それとも被害者になってしまったのか…揺れ動く家族と周りの人々の姿から最後まで目が離せません。秋の夜長に是非ご覧ください。
■「望み」あらすじ
一級建築士の一登(堤)とフリー校正者の妻・貴代美(石田)は、一登がデザインを手掛けた邸宅で、高一の息子・規士と中三の娘・雅(清原)と共に幸せに暮らしていた。しかし、規士は怪我でサッカー部を辞めて以来遊び仲間が増え、無断外泊が増加。一方、高校受験を控えた雅は、一流校合格を目指し、毎日塾通いに励んでいた。
冬休みのある日、規士は家を出たきり帰らず、連絡すら途絶えてしまう。翌日、一登と貴代美が警察に通報すべきか心配していると、同級生が殺害されたというニュースが流れる。警察の調べによると、規士が事件に関与している可能性が高いという。さらには、もう一人殺されているという噂が広がり、父、母、妹…それぞれの“望み”が交錯する。
というストーリーが展開される。
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