10月10日(木) 15:49
10日、住友ゴムグループが新作アイアンを発表。「ダンロップスポーツマーケティングは、スリクソン史上最高の打感を実現するスリクソンのNEWモデル『スリクソン ZXiシリーズ』アイアンと『スリクソン ZXi シリーズ』ユーティリティアイアンを11月9日から販売します」と、同社。
前作『ZX7 Mk II』と新作『ZXi7』アイアンの厚肉部を比較【画像】
アイアンは(1)シリーズ最高の打感と操作性の『ZXi7』(6本税込145,200円~)、(2)飛距離・操作性・寛容性のすべてを兼ね備えた『ZXi5』(6本税込151,800円~)、(3)シャープなフォルムながらシリーズ最高の飛距離と寛容性を誇る『ZXi4』(5本税込137,500円~)の3つ。UTアイアンは、スリクソンUT史上最高の打感と飛距離性能を実現した『ZXiU』(税込35,200円~)だ。ウッドには【i-FLEX】と呼ぶ新技術のフェースを採用したが、アイアンには【i-FORGED】と呼ぶ新技術(鍛造工程や熱処理などの総称)を採用している。
「最適なパフォーマンスを発揮するために、鍛造工程・材料選択・熱処理加工をモデル毎にベストな選択を行う新技術【i-FORGED】により、各モデルが最高の打感を実現しています。また、ソール形状やバンス角を最適に設計することでインパクト時の抜けを良くし、フェース面の溝を番手別に設計するなど、ナイスショットのために細部にこだわるゴルファーの要求に応えます」(同社広報)
この【i-FORGED】の代表例が、『ZXi7』に初採用された軟鉄素材『S15C』だ。従来インパクトの衝撃によって角度が変わる懸念から、ヘッドへの採用が難しいとされてきた素材を、独自の新設計【コンデンス鍛造】でネックを高強度に成形し初めて採用に成功。それだけでなく、バックフェースの厚肉部の【PUREFRAME】を前作より拡大し、打ち応えのある吸い付く打感を実現したという。
この【コンデンス鍛造】は、『ZXi5』ではフェース上部の強度を引き上げるために使われ、『ZXiU』ではトップブレード部に採用し、フレームの耐久性を引き上げている。また、中空の『ZXi4』は、前作ではできなかったライ・ロフトの調整が可能になった。7Iロフトは各モデル前作と同じで、『ZXi7』が32度、『ZXi5』が31度、『ZXi4』が28.5度となる。