『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』新シーズン開幕日本版予告&ポスター公開

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』ビジュアル

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』新シーズン開幕日本版予告&ポスター公開

10月10日(木) 10:10

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ロイヤル・オペラ・ハウスで繰り広げられる、世界最高峰の英国ロイヤル・バレエの舞台が映画館で現地さながらに楽しめる『英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン』。2024 / 25シーズンは、ロイヤル・オペラ・ハウスが「ロイヤル・バレエ&オペラ」と改称したことに伴い、タイトルを新たに『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』と題し、2024年11月29日(金) から2025年9月25日(木) までの期間中、全10演目を各1週間限定で全国公開することが決定した。

併せて、日本版予告映像とポスタービジュアルが到着。日本版予告では、リヒャルト・ワーグナーによる名曲『ワルキューレの騎行』が壮大な始まりを感じさせながら、シーズンを彩る各作品の名シーンが次々と登場。夢へ誘われる幻想的なバレエと、心奪われる情熱的なオペラの全10作品のラインナップに期待の高まる映像となっている。

ポスタービジュアルは、「ロイヤル・オペラ・ハウス」の美しい劇場内のカットとともに、「映画館の扉を開けるとそこは、バレエとオペラの魔法の空間。」というコピーが添えられている。さらに、バレエの人気作『不思議の国のアリス』や『シンデレラ』をはじめとした各作品の印象的なシーンの数々に彩られ、新たなシーズンの幕開けが華々しく表現された特別なビジュアルとなっている。

新シーズンのバレエ作品は、レパートリーの中から選りすぐった人気の4作品に加えて、先シーズン特に人気の高かった2作品のアンコール上映もお届け。今シーズン最大の注目作は、ロイヤル・バレエで生まれ、世界中で上演されている人気作品『不思議の国のアリス』。ブロードウェイミュージカル『パリのアメリカ人』の振付で知られるクリストファー・ウィールドンが手掛け、フランチェスカ・ヘイワード、ウィリアム・ブレイスウェル、ローレン・カスバートソン、スティーヴン・マックレーと、プリンシパルが4人も登場するかつてないプログラムとなっている。

『不思議の国のアリス』 Artists of the Royal Ballet in Alice’s Adventures in Wonderland (C)ROH Johan Persson 2011

続いては、ロイヤル・バレエの代表作で、伝統と革新が見事に調和した『シンデレラ』。意地悪な姉妹役を男性ダンサーが女装して演じる点は、ユーモアを加えつつ新鮮な驚きをもたらす演出であり、前回のリニューアルで導入された、花々で彩られた美しいプロダクションも観客を魅了する要素のひとつ。また今回の公演では、日本出身のプリンシパル・ダンサー、金子扶生がシンデレラ役を演じることも大きな注目点となっている。

『シンデレラ』 Artists of The Royal Ballet in Cinderella, The Royal Ballet (C)2023 Tristram Kenton

演劇性を重視したロイヤル・バレエならではの名作『ロミオとジュリエット』は、運命に翻弄された恋人たちが、熱烈な恋を通して短い生を駆け抜けるシェイクスピア原作の永遠のラブストーリー。セルゲイ・プロコフィエフの音楽と重厚な美術、ケネス・マクミランの振付で深い感動をもたらすことだろう。

『ロミオとジュリエット』 Artist of The Royal Ballet in Romeo and Juliet, The Royal Ballet (C)2019 ROH. Photograph by Helen Maybanks

そしてシーズン最後を飾るのは、『不思議の国のアリス』を手掛け、ミュージカル界でも人気のクリストファー・ウィールドンの4作品を上演する『バレエ・トゥ・ブロードウェイ』。トニー賞受賞の名作ミュージカル『パリのアメリカ人』の一場面が、ロイヤル・バレエのダンサーによって初めて演じられる予定となっている。

『バレエ・トゥ・ブロードウェイ』 Ballet To Broadway

そしてアンコール上映は、冬の風物詩で家族連れにも人気の『くるみ割り人形』と、言わずと知れたバレエの代名詞『白鳥の湖』の2作品。これらの6作品を観れば、世界トップクラスのバレエ団、ロイヤル・バレエの魅力を堪能できること間違いなしのラインナップとなっている。

『くるみ割り人形』 Production photo of The Nutcracker, The Royal Ballet (C)2015 ROH. Photograph by Tristram Kenton『白鳥の湖』Production photo of Swan Lake, The Royal Ballet (C)2022 ROH. Photograph by Tristram Kenton

そしてオペラ作品は、オーストリア、フランス、イタリア、ドイツの名作をラインナップ。シーズンの幕開けを飾る『フィガロの結婚』では、オーソドックスな衣装、美術、照明を背景に、モーツァルトの美しい音楽に合わせて、フィガロとスザンナの結婚式当日のドタバタが躍動する。

『フィガロの結婚』 The Marriage of Figaro at The Royal Opera House 2015. Photo by Mark Douet

ホフマンと3人の女性の幻想的な恋物語『ホフマン物語』は、「キャンピング・コジ」として知られる新国立劇場『コジ・ファン・トゥッテ』の演出家ダミアーノ・ミキエレットと、テノールのスーパースター、フアン・ディエゴ・フローレスのタッグによる新制作で、世界中のオペラファンの注目を集めている。

『ホフマン物語』 Production image of The Tales of Hoffmann (C)Keith Saunders

そして、1984年プレミエという長い人気を誇るアンドレイ・セルバン演出版『トゥーランドット』。北京を舞台に絶世の美女トゥーランドット姫と彼女に恋した異国の王子カラフを描く本作は、太極拳を取り入れた特徴的な動きが見どころだ。神々の長ヴォータンが人間女性との間にもうけた双子の兄妹の愛と、女戦士ブリュンヒルデが神々の世界を追放されるまでを壮大に描いた『ワルキューレ』。新制作では、ワーグナー上演作品の総本山と言われているバイロイト音楽祭で高い評価を得たバリー・コスキーの斬新な発想と奇抜なアイデアに期待ができる。

『トゥーランドット』 Production photo of Turandot, The Royal Opera (C)2023 Marc Brenner『ワルキューレ』 Die Walküre (C)2024 Sebastian Nevols

長年愛され続けている定番プロダクションから、革新的な演出家による斬新な新制作まで、バラエティに富んだラインナップで幅広く楽しめること間違いなしだ。

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』予告編

<イベント情報>
『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』

2024年11月29日(金) よりTOHO シネマズ 日本橋 ほか全国公開

【全10演目と公開日】※1週間限定公開
01. ロイヤル・オペラ『フィガロの結婚』
公開日:2024年11月29日(金)

02. ロイヤル・バレエ『不思議の国のアリス』
公開日:2025年1月17日(金)

03. ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』
公開日:2025年2月7日(金)

04. ロイヤル・バレエ『シンデレラ』
公開日:2025年2月21日(金)

05. ロイヤル・オペラ『ホフマン物語』
公開日:2025年3月28日(金)

06. ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』
公開日:2025年5月16日(金)

07. ロイヤル・バレエ『ロミオとジュリエット』
公開日:2025年6月6日(金)

08. ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』
公開日:2025年6月20日(金)

09. ロイヤル・オペラ『ワルキューレ』
公開日:2025年9月5日(金)

10. ロイヤル・バレエ『バレエ・トゥ・ブロードウェイ』
公開日:2025年9月19日(金)

【チケット】
一般:3,700円(税込)
学生:2,500円(税込)

※『ワルキューレ』は一般:5,200円(税込) 学生:3,700円(税込)

【上映劇場】
北海道・札幌シネマフロンティア
宮城・フォーラム仙台
東京・TOHOシネマズ 日本橋
東京・イオンシネマ シアタス調布
千葉・TOHOシネマズ 流山おおたかの森
神奈川・TOHOシネマズ ららぽーと横浜
愛知・ミッドランドスクエア シネマ
京都・イオンシネマ 京都桂川
大阪・大阪ステーションシティシネマ
兵庫・TOHOシネマズ 西宮 OS
福岡・kino cinéma 天神

公式サイト:
https://tohotowa.co.jp/roh/

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