『宙わたる教室』初回“岳人”小林虎之介、自らの“特性”に涙ネット共感「初回から号泣」

ドラマ『宙わたる教室』第1話場面写真 (C)NHK

『宙わたる教室』初回“岳人”小林虎之介、自らの“特性”に涙ネット共感「初回から号泣」

10月9日(水) 6:00

窪田正孝が主演を務めるドラマ『宙わたる教室』(NHK総合/毎週火曜22時)の第1話が8日に放送され、小林虎之介演じる定時制高校に通う不良生徒・柳田岳人が自らの特性を知って、涙を流す姿が描かれると、ネット上には「思うようにならなくて辛かったよね」「初回から号泣」などの反響が寄せられた。

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本作は、実話に着想を得た伊与原新の同名小説を実写化。物語の舞台は、東新宿の夜間定時制高校。理科教師・藤竹叶(窪田)の声かけで発足する科学部の「実験」を通じて、生徒のみならず、教員やJAXA職員までもが人生の再起に挑んでいく。

読み書きが苦手なために中学から不登校になり不良となった岳人は、20歳になって夜間定時制高校に通い始めたが、1年経っても字が頭に入ってこない。さらにつるんでいた三浦(仲野温)からは麻薬の売買を持ちかけられ、岳人は退学を考える。そんな時、岳人の通う定時制に藤竹が赴任する。

計算が得意で複雑な式も理解している岳人が文章問題に手をつけないことを不思議に思った藤竹。この点を指摘すると、岳人は文章を読むと疲れて吐き気がしてきて、意味も理解できないと打ち明ける。岳人はそんな自分を“不良品”と言うのだった。

ある日、退学届を提出しに来た岳人に対して藤竹は、音で聞けば理解できるのに、文字として見ると意味が入ってこないという特性は“発達性ディスクレシア”と呼ばれる学習障害の可能性があると指摘。思いもよらなかった話に困惑する岳人に、藤竹は“断定はできない”としつつも「一度ちゃんと診断を受けてみませんか?」と提案し「柳田くんはとても聡明な人だと僕は思います」と語りかける。

これに岳人は「俺は!」と切り出すと、ポロポロと涙をこぼしながら「怠けてたわけじゃねぇ…努力が足りなかったわけでもねぇ…」と振り絞り、読み書きが苦手という特性が原因で、周囲の人々から心ない言葉を投げかけられてきたことを告白する。

号泣しながら悲しい過去を打ち明ける岳人の姿が描かれると、ネット上には「思うようにならなくて辛かったよね」「こうやって不遇な状況に追い込まれてしまった子たちたくさんいるんだろうな」といったコメントや「初回から号泣なんですが…」「もらい泣きしちゃった」などの声が続出。さらに「ディスレクシアは初めて聞いたわ」「勉強になる」といった投稿も集まっていた。

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