10月9日(水) 12:00
今年6月に公開された『クワイエット・プレイス:DAY 1』のブルーレイとDVDが本日リリースされた。“音”に反応する謎の生命体の恐怖を描く人気シリーズの最新作で、すべての物語の“はじまり=DAY 1”が描かれる。
眼はまったく見えないが、聴覚が異様に発達している謎の生命体によって支配されてしまった地球で、残された人間が音を立てないようにしながらサバイバルする様を描いた『クワイエット・プレイス』は2018年に公開され大ヒットを記録。3年後には続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』が公開された。
『…DAY 1』はその前日譚を描いた作品で、過去作を観ていなくても楽しめる作品だ。舞台は大都市ニューヨーク。末期ガンを患っている女性サミラ(ルピタ・ニョンゴ)は愛猫と観劇に出かける途中、空から巨大な隕石のような物体が飛来する場面に遭遇する。宇宙からやってきたのは、音に反応する凶暴な生物。人々が次々と怪物の餌食になり、街が容赦なく破壊される中、サミラは道中で出会った英国人エリックらと生き残りをかけた逃亡を開始する。
シリーズ前2作とは異なるテイストの本作は、これまでにない大規模なスペクタクル描写と緊迫感あるサバイバル劇を描いた作品になった。
撮影は可能な限り屋外で行われ、リアルなパニック描写と、最新のデジタル技術を駆使したバーチャルセットが組み合わされ、これまでにない圧倒的な破壊シーンが次々に登場。怪物は単に飛来するだけでなく、巨大な爪のようなパーツを駆使してビルを切り裂き、自動車を吹き飛ばし、逃げ惑う人を襲う。その描写はスケールが大きいだけでなく緻密で、複数の出来事が同時に展開。映画館ではすべてを見切れなかった人も、ブルーレイ&DVDで繰り返し観ることで意外な発見があるはずだ。
主人公たちを“これでもか”とばかりにピンチが襲う展開も見どころ。襲ってきた怪物から逃げるサミラとエリックが浸水した地下鉄に逃げ込む場面は圧巻で、用意されたセットのクオリティの高さ、次から次にピンチが描かれ主人公と観客を追い込んでいく演出は必見。繰り返し観ても“恐怖”に慣れることのない名シーンだ。
本作は、映画界の破壊王マイケル・ベイが製作を務めており、彼が率いるプラチナム・デューンズが制作を担当。破壊、恐怖、スペクタクルに長けたメンバーが全力で挑んだ描写がクライマックスまで数珠つなぎのように襲ってくる。
一方で、本作は過酷な状況下で生き延びようとする人間ドラマも丁寧に描いている。怪物から逃亡を続け。ボロボロになっていく主人公たちはそれでも諦めず、助け合う過程で確かな友情が芽生えていく。怪獣映画であれば“怪獣を倒す”ことが目的だが、本作はとにかく凶暴で全滅させることなく敵わない相手だ。そこで人間はどんなドラマを展開するのか?ここにも注目だ。
『クワイエット・プレイス:DAY 1』は、設定やジャンル的に類似作品が多いように見えて、そのスケールや細部の演出、人間ドラマのユニークさなど“独自の描写と展開”が光る逸品だ。映画館で観た人は改めて、見逃してしまった人はブルーレイとDVD発売のこのタイミングで“息を忘れるほどの緊迫感”を味わってほしい。
『クワイエット・プレイス:DAY 1』
4K UHD、Blu-ray&DVD発売中
※Blu-ray、DVDレンタルも開始
●ブルーレイ+DVD:5,280円(税込)
Disc枚数:2枚/本編時間 約99分/ブルーレイ特典映像 約37分
●4K Ultra HD+Blu-ray:7,260円(税込)
Disc枚数:2枚/本編時間 約99分/特典映像 約37分
【4K UHD&Blu-ray特典映像】
・Day 0:始まりと終わり
・マンハッタン:混乱のチャイナタウン
・脱出:人波に逆らって
・長い道のり:ミッドタウンのモンスター
・この世の終わりにピザ
・削除シーン&ロング・バージョン
(C) 2024 Paramount Pictures.
アクション超大作連続リリース記念「ヒヤスカドキっと!キャンペーン」
特設サイト
応募期間:10月9日~2025年1月9日
対象店:全国のビデオ販売店、オンラインショップ、レンタル店、宅配レンタル(ただし、デジタルレンタル、デジタル購入は対象外)
ソフトの形式:ブルーレイ、DVDのどちらでもOK(デジタルは対象外)
賞品:
【買ったらコース】Uber Eats または、出前館のデジタルギフト1万円分抽選で10名様
【借りたらコース】デジタルギフト(QUOカードPay)3000円分抽選で20名様
応募方法:
(1)3作品のどれか1作をレンタルまたは購入する。
(2)その時のレシート、または確認メールを「日付」と「作品名」がわかる形で撮影する。
(3)撮影した画像をキャンペーンサイトからアップロードし、応募フォームに記入する。