過去20年間におけるフランス・ホラー映画で初登場第1位を記録した毒グモパニックホラー『スパイダー/増殖』(11月1日公開)。本作より、本ビジュアル&配慮ver.予告編が解禁となった。
【写真を見る】閉鎖されたアパートが毒グモの巣窟となる…『スパイダー/増殖』
本作は、主人公カレブ(テオ・クリスティーヌ)がある珍しい毒グモを手に入れるところから始まるパニックホラー。ところが、そのクモが脱走してしまい、カレブたちが住むアパートで繁殖、増大し、次々と住民たちに襲いかかっていく…。
監督を務めたのは1989年生まれの新鋭、セヴァスチャン・ヴァニセックで、今回がフランスで約27万人を動員する衝撃のデビューとなった。また、第49回セザール賞最優秀新人監督賞と最優秀視覚効果賞にノミネート、第56回シッチェス・ファンタスティック映画祭審査員賞を受賞。映画批評を集積、集計するサイト「Rotten Tomatoes」でも95%フレッシュをたたき出し、ホラーの帝王スティーヴン・キングは「恐ろしく、気持ち悪く、よくできている」と大絶賛。さらに、サム・ライミ監督による「死霊のはらわた」シリーズのスピンオフ作品の共同脚本兼監督のオファーを受け、製作が決定するなど、ヴァニセック監督の活躍の勢いは止まらない。
この度、大量の毒グモに襲われている主人公カレブの横顔をアップで迫力満点に捉えた、本作の日本版本ビジュアルが解禁。毒グモの長い脚は口元まで迫り、絶叫する表情からは絶対絶命の恐怖が伺える。さらに、アートワークにまでセンスを光らせるヴァニセック監督が手掛けた本国版ポスターを、不気味な緑色に色付け。添えられた「クモに、殺される。」というキャッチコピーが、より恐ろしさを際立たせる。
併せて解禁された「クモ恐怖症配慮ver.予告編」は、クモが苦手な人も楽しむことができるよう、クモの気持ち悪さを軽減させたバージョンとなっている。多くの反響が寄せられた予告編にポップでかわいらしいイラストの“雲ちゃん”が増殖し、クモたちをにこやかにカモフラージュ。クモのビジュアルや動きを気持ち悪いと感じる人でも、思わず笑ってしまう、シュールなものに仕上がっている。
毒グモの巣窟となったアパートと、そこに暮らす住民たちの運命は!?戦慄しながら劇場でその行方を見守ってほしい。
文/平尾嘉浩
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