嶽本野ばら氏の小説を映画化した「下妻物語」(2004)初のデジタル版が、東京・TOHOシネマズ新宿、大阪・TOHOシネマズ梅田、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、物語の舞台となった茨城・イオンシネマ下妻で、10月18日からリバイバル上映されることがわかった。7月の渋谷パルコ8F ホワイト シネクイントでの上映が盛況だったことを受け、拡大上映されることとなった。
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本作は、“ひらひらロリータ”竜ヶ崎桃子(深田恭子)と、“ヤンキー”白百合イチゴ(土屋アンナ)という、全く正反対の価値観をもつふたりの少女の不思議な友情を描き、2000年代青春映画の金字塔として、いまなお根強い人気を誇る作品だ。24年に公開20周年を迎えたことを記念し、初のデジタルシネマパッケージ化作業を実施。7月にホワイト シネクイントにて、初めてDCP素材でスクリーンに投影され、大きな話題となった。
舞台は、見渡す限りの田んぼが広がる茨城・下妻市。ロココ時代のフランスに憧れる17歳の超マイペースな少女・桃子は、大好きなロリータファッションに身を包み、崇拝するブランドの本店がある代官山まで通い続けている。そんなある日、洋服代を稼ぐため、有名ブランドの偽物を売り始めた彼女の前に、地元の暴走族に所属する同年代の少女・イチゴが現れる。根性の座った桃子を気に入ったイチゴは、それ以来、頻繁に彼女の家を訪れるようになる。
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下妻物語
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(C)2004『下妻物語』製作委員会 (C)嶽本野ばら・小学館