10月8日(火) 22:45
沖縄県豊見城市に本社を構える忠孝酒造の製造販売する「The Vanilla14年古酒43度」が、世界三大酒類品評会の一つである「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(以下、IWSC)2024 」において、100銘柄以上がエントリーされた焼酎部門の頂点である「トロフィー(最高部門賞)」を受賞した。
焼酎部門の中で評価された、最高金賞(98点獲得)に続いてダブル受賞となった。
バニラの香り広がる「The Vanilla14年古酒43度」「The Vanilla14年古酒43度」は、沖縄県で首里城に次いで2番目に大きい木造建造物である貯蔵庫にて、14年の歳月をかけ大切に熟成させ育て上げた新たな秘蔵古酒だ。
同商品には、「至高の熟成」に特化した女神のような酵母「TTC-360」を使用。バニリン(バニラの香り)の元となる成分「4-VG」を、同社比で通常の10倍生成することで、バニラの甘い香りが華やかに広がり、熟成した古酒香が時間とともにゆったりと立ち上がり醸し出す。バニラの甘さは最後まで続き、長く余韻として残る。
また、甘みとともにビターさも感じ、濃厚で艶やか。高度数を感じさせない、なめらかな舌触りが特徴だ。
IWSCについてIWSCは、毎年イギリスのロンドンで開催される世界三大酒類コンクールの一つ。世界中の優れたワイン、スピリッツ、リカーを公平に評価し、品質向上と市場拡大に寄与することを目的に1969年に創設された品評会だ。
IWSCの評価方法は、非常に厳しく公平なものとして知られている。審査員にはマスター・オブ・ワイン(MW)やマスター・オブ・スピリッツ(MS)、ソムリエなどの業界の専門家たち。すべての商品がブラインドテイスティングによって評価され、味、香り、色、バランス、全体的な印象などに基づいて評価される。
審査の結果、「金賞(Gold)」「銀賞(Silver)」「銅賞(Bronze)」、特に優秀な製品に「最高金賞(Gold Outstanding)」が与えられ、さらに95点以上の最高金賞および金賞銘柄の中から部門最高賞の「トロフィー(Trophy)」が選出される。
IWSCでの「The Vanillla14年古酒」の評価今回「The Vanillla14年古酒」が受賞したのは、焼酎部門の「トロフィー」だ。
「心地よいナッツの香りと、バニラ、メープル、スポンジケーキの素敵な香りが広がります。口当たりは完璧にバランスが取れており、心地よい風味と魅惑的なスパイシーさがあり、滑らかで非常に満足のいく後味が続きます。見事な職人技です」というテイスティングコメントが発表されている。
忠孝酒造について忠孝酒造は、1949年に沖縄県豊見城(とみぐすく)の地で創業した。
同社一番の個性は「蔵元でありながら窯元でもある、世界唯一の酒蔵」であること。「至高の熟成を極める」という想いから、平成元年に業界で初めて熟成甕の研究を開始し、窯元としても33年の歴史を持つ。
「泡盛文化の継承と創造」を基本理念とし、泡盛の新たな可能性を追求するとともに、さらなる進化に向かって挑戦し続けている。
■The Vanilla14年古酒43度
内容量:500ml
価格:12,000円(税込)
※「忠孝窯製おちょこ」1個付き
■忠孝酒造
公式サイト:https://www.chuko-awamori.com
オンラインショップ:https://chuko-online.com
Instagram:https://www.instagram.com/chukoshuzo_okinawa
(Higuchi)