【第1話】から読む。
前回からの続き。私は30代後半の、会社員として働いているタマキです。同僚のワカナちゃんとは仕事仲間ではあるのですが、年齢も近くてとても話しやすく、私としては砕けた会話のできる学生時代の友人のような存在に思っていました。しかしそんなワカナちゃんから突然避けられるようになってしまい、なんだかモヤモヤ。実家の母にも愚痴りました。母が何も反論せず聞いてくれたので、私はいい気分で話しつづけていました。やはり非常識なのは、私でなくワカナちゃんだったのでしょう。
ノゾミからのあまりにもバッサリとした言い方に、私は一瞬言葉を失いました。すぐに反論しようとしましたが、鋭い指摘に私はハッとします。たしかにそうだったかも……と。私の気持ちを見透かしたように、ノゾミはさらに続けます。
ノゾミから次々と繰り出される言葉に私は何も言い返せませんでした。ワカナちゃんの冷めた顔、そして「ワカナちゃん、どうかしたの?」と聞いたときの同期の気まずそうな顔を思い出していました。そしてノゾミにここまで言われて、ようやく「上から目線でイジリすぎる」という自分の悪癖に気付いたのです。
妹のノゾミから、「上から目線」「イジリたがり」「何様?」と強い言葉を浴びせられ、何も言い返せなくなってしまった私。最初は「そんなことない!」とも思いましたが、ノゾミにひとつひとつ説明されていくうちに、「たしかにそうだったかも」という気分になってきました。
ひょっとしたら私は、知らず知らずのうちにワカナちゃんに失礼なことをたくさん繰り返していたのかもしれません。
いつか謝罪できたらとも思うのですが、ノゾミの言う通り、まずはワカナちゃんに無理に近づかないことで償っていきたいと思います。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・motte作画・吉田ぱんだ編集・みやび
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