2020年生まれの娘と2021年生まれの息子を育てる和栗ぐりさんは、頻繁に利用しているショッピングモールのキッズスペースで、とあるママの存在に気づきます。訪れた親子たちがにぎやかに過ごす中、そのママだけは何かが違ったのです。

家事に育児に奮闘するママたちの強い味方であるショッピングモールのキッズスペースは、この日も大盛況。

しかし、和栗さんはその中にひとり、妙な雰囲気をかもし出しているママの存在が目に留まります。
あのママはいったい、何をしているの…？



※訂正：(誤)例になく→(正)例に漏れず








子どもをあやす様子も、戸惑う素振りも見せず、泣いているわが子を抱きながら、ただただ、立ち尽くしているだけのママ……。

その姿が気になって仕方なく、和栗さんは目を離せなくなってしまうのでした。

にぎやかな場所だけに、静かに過ごしている人の存在がかえって目に留まる。和栗さんと同じような経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか？

しかも、そこに集った人たちが楽しそうに過ごしている場所でわが子が泣き出してしまうと、言いようのない引け目を感じ、戸惑ってしまうママやパパは少なくないはず。しかし、和栗さんの目に留まったママは、静かに立ち尽くすだけ……。

皆さんはにぎやかな場所で子どもが泣き出してしまったとき、落ち着いていられますか？ それとも、戸惑ってしまいますか？

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著者：マンガ家・イラストレーター 和栗ぐり

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